ファッキン・ビッグ・ドッグス


メイン / 雑談
Trailer


N市の犬たちが突如巨大化した。
訪れる混乱。響き渡る遠吠え。でっかくなったって全力で遊びたい。
UGNは即座にオーヴァードを動員、この事態の収拾に乗り出す。
暗躍する怪人物の目的とは何か。
そして結末を左右する鍵とは――。

ダブルクロス The 3rd Edition
『ファッキン・ビッグ・ドッグス』

ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。


Preplay

羽佐間はざま カオルコキャラシート

久野ひさの はじめキャラシート

甘崎かんざき あいキャラシート

登坂とうさか 未帆みほキャラシート


GM:初めていきます。まずはPC番号順に自己紹介から。
GM:というわけでPC1の羽佐間さんお願いします!
羽佐間カオルコhttps://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7bue9gIM
羽佐間カオルコ:「ボクをお呼びかい?いいだろう……」
羽佐間カオルコ:歴戦のエージェント。眼帯をしているが両眼ともいたって健康で、ただのファッション。一人称は一人称はボクで、男子を少年呼びし、唐突にポエムを詠み、事あるごとに指を鳴らす(成功率5割)。コーヒーはブラックで飲もうとするがすぐに耐えきれなくなり大量のミルクを入れる。(キャラシより抜粋)
羽佐間カオルコ:中二病を引きずったままキャラ変のタイミングを失い、痛いと思いつつもこんな言動を28歳まで続けています
GM:痛いと思ってるんだ……
羽佐間カオルコ:自覚はあるんですけどね…
羽佐間カオルコ:チルドレンかエージェントまで、ずっと同じような人に囲まれて過ごしてきたので
羽佐間カオルコ:途中でやめたらそれはそれで弄られそうで…
GM:痛し痒し
羽佐間カオルコ:性能はエンハイ/ウロボロス、ストライクチップ使用の射撃アタッカー
羽佐間カオルコ:対抗種やフェイタルヒットで増やしたダメージダイスを原初の赤:風鳴りの爪で上振れさせます
羽佐間カオルコ:原初の紫:妖精の手も合わせてどんどんダイスに干渉していきますよ
GM:判定ダイスもダメージダイスも弄れるというわけね
羽佐間カオルコ:影の形を変えることで、それに対応して姿を変える特殊なコインを使います
羽佐間カオルコ:「……こんなところかな。クールなボクに相応しいハンドアウトをいただけるかい?」
GM:うっす!とってもクールなやつが入ってますよ!
羽佐間カオルコ:(ワクワク)

PC1:羽佐間カオルコ
シナリオロイス:巨大犬の群れ
君はクソデカい犬たちに追い掛け回されている。
何の因果かは不明だが、巨大化して人間の制御を離れた犬たちは、君を目にした途端まっしぐらに突っ込んでくるのだ。
幸い彼らに害意は無いようだが、じゃれつかれるだけでも割と洒落にならない。
君はUGNの施設に駆け込んだ。

GM:でかい犬にもみくちゃにされます
羽佐間カオルコ:「クソデカい犬!?」
GM:がんばってください!
羽佐間カオルコ:実は昔、犬を飼ってました 名は……オルトロス
羽佐間カオルコ:はい!がんばります!
GM:では次!PC2の久野さん!
久野 肇:はい!
久野 肇http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYmerg5wIM
久野 肇:「現代を駆けるラストクノイチ、美少女ニンジャ"セキエイ"推参であります!」
久野 肇:季節を問わない赤マフラーとポニーテールがトレードマーク、自称・ラストクノイチのUGNイリーガル、久野肇(ひさの・はじめ)15歳高校1年生!
久野 肇:実家の蔵の中にあったExレネゲイド伝来暗器に触れ、祖先のオバケと対話してニンジャの奥義を伝えられたと言っています。
久野 肇:戦闘では鎖で接続された鎌を四刃二対用い、さらにそれを合体させて大手裏剣として放ることを奥義としています。
久野 肇:性格としては割とアホの子。街で忍術修行をしていたらUGNに見つかって補導されたくらいのアホの子。自分を美少女と称してはばからない。正義感と友情には厚いぞ!
久野 肇:性能としては《スピードフォース》で最速行動して敵を纏めて《獅子奮迅》するのが主なお仕事。《疾風迅雷》で確実に当てに行きます。
久野 肇:暴走を厭わぬものは《狂想の旋律》の火力バフも一緒にうけるがよい。
久野 肇:以上、よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!ハンドアウトはこちら!

PC2:久野 肇
シナリオロイス:都城サエコ
「ヘルプ! ヘルプです! すみません助けてください!」
君は取り乱した様子の少女に絡まれていた。
星辰館高校新聞部部長、都城サエコ。UGNイリーガルにして、何かと騒動を嗅ぎ付けては後先考えずに突撃取材を敢行する、人騒がせなオーヴァードである。
しかし今回は事情が異なるようだ。
「うちのミカヅキ丸がいきなり大きくなったんです! それでやけに興奮してて、私ひとりの手にはとても負えず……」
詳しく事情を聞く暇もなく、君たちの頭上を巨大な影がかすめた。

久野 肇:サエちゃん先輩のピンチでありますな! 義を見てせざるは忍なき也! お助けするでありますよ!
GM:既に知り合いであるか見ず知らずであるかお選びいただこうと思ってましたが
GM:知人でオーケーでしょうか?
久野 肇:知人でOKです!
GM:ヤッター!
GM:先輩はオーヴァードですが全然戦えないので、後輩をたいへん頼みにしてきます
GM:面倒を……よろしく!
久野 肇:美少女ニンジャとしてよろしくされるでありますよ!
GM:続きまして
GM:PC3の甘崎さん!どうぞ!
甘崎藍:はい!
甘崎藍https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY1vLJ8wIM
甘崎藍:UGNエージェント、甘崎藍(かんざきあい)です。何かありましたら仕事へ赴きますよ。
甘崎藍:冷静沈着、だが侵蝕が上がると口が悪くなっていくぞ!息子が一人いて、旦那は崩落戦で死別。キュマイラとしても目覚めましたがそれをあまり好まず、ノイマンとして動いているようです。
甘崎藍:戦闘スタイルは二丁拳銃だ!ウェポンとつくエフェクトを組み合わせて遠くから敵を蜂の巣にしていく!万が一近寄られても零距離射撃で反撃するぞ!
甘崎藍:以上、よろしくお願いします。
GM:よろしくお願いします!
GM:ハンドアウトについては、PC4と共通なので
GM:先にそちらの自己紹介もしていただきましょう。登坂さん!
登坂未帆:はい!
登坂未帆https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYzL2T9gIM
登坂未帆:「おだづなよ!おめぇら、許さねっちゃ!」
登坂未帆:宮城県出身の仙台弁少女。高校入学を機にN市に引っ越してきました。
登坂未帆:星辰館高校に通う16歳JKとは仮の姿。その実態は……
登坂未帆:昔は名の知れたスケバンでしたが、崩落戦に巻き込まれ死亡し、その伝説も消えます。
登坂未帆:しかし4年後、UGNの研究員だった母の手によりオーヴァードとして蘇ります。蘇生の副作用で死亡した16歳のときの姿から成長しない身体で。
登坂未帆:現在はいろいろ悩みながらも、悪い奴はゆるせねぇのでUGNエージェントとして悪党と戦ったりしてます。
登坂未帆:武器は喉元の傷口から取り出すヨーヨー<激輪>。指から出した糸状の体組織を巻き付けてぶっ放します。
登坂未帆:性能は、射程視界で遠距離からぶっ飛ばす!単純明快です。
登坂未帆:以上です。よろしくお願いします!
GM:はいよろしくお願いします!お二人のハンドアウトはこちら!

PC3&PC4:甘崎藍、登坂未帆
シナリオロイス:本堂さくら
騒ぎが起こる前日の夜、君たちはUGNからの任務に臨んでいた。
内容は廃工場を不法に占拠しているオーヴァードへの接触、場合によっては捕縛。
バックアップを務める“シンビオシス”本堂さくらは新任のエージェントであり、やや緊張した様子も見て取れたが、
幸いさしたるトラブルもなく、目的の人物と邂逅することが叶う。

彼は名乗った。
「我は宇宙意思」

GM:宇宙意思ですが
GM:どう見ても宇宙意思ではないおっさんなので、気楽に臨んでいただいて大丈夫です
甘崎藍:はーい!

OP1 羽佐間カオルコ

GM:PC1、羽佐間カオルコさんのオープニングシーンです。侵蝕ダイスを振って登場してください!
羽佐間カオルコ:35+1d10
DoubleCross : (35+1D10) → 35+7[7] → 42


GM:---

GM:青い空に太陽の輝く爽やかな朝。
GM:多くの人にとっての一日の始まりだ。それは君にとっても例外ではない。
GM:羽佐間さんの本日のスケジュールはどんな内容からスタートしていますか?
羽佐間カオルコ:普通にUGNへ出勤です
GM:了解!
GM:では、君が見慣れた風景を横目にして街を歩いていると。
象くらいあるチワワ:「キャンキャンキャンキャン!!!」
GM:──少し先の角を急カーブで曲がって、巨大な犬が君に突っ込んでくる!
羽佐間カオルコ:目をこすってもう一度前を見ると、巨大なチワワはさらに近づいていた。
羽佐間カオルコ:「キャーーーーーーッッッ!!!」正反対の方向へすぐさまダッシュ。腰を抜かすようなヤワな乙女ではない
象くらいあるチワワ:「ハッハッハッハッハッ…………!」小型犬特有の早い呼吸が生暖かい風となって君の背中に追いすがる。
GM:のみならず。
小山じみたサモエド:「ワン! ワン!」
羽佐間カオルコ:「ヒョエエエエ!!!!」巨大犬の吐息に背中がゾクりとする
GM:君が逃げる方向の正面にも、新手!
GM:ふわふわした体毛が可愛らしい真っ白な犬だ。まるで仲間に呼びかけるかのように顔を上向けて吠え声を上げる。
羽佐間カオルコ:「嘘……だろ……?」
羽佐間カオルコ:(夢?幻覚?──もしくは逃げ出した実験動物?)
羽佐間カオルコ:(なんにせよ、このまま走って逃げるだけじゃどうにもならない!でも詳しい事情も分からないのにワンちゃんを傷つけるのもできない……)
GM:では、君はそこで気付いてもいい。
GM:「ウォン! ウォン!」「ハフハフハフハフ……!」「アオーーーーン!!」「ニ゛ャア゛ア゛ア゛ア゛!」
GM:君の目の前のみならず、市街のあちらこちらから、まるで拡声器で音量を拡大したかのような犬の声が聞こえてくる。悲痛な猫の声もちょっと聞こえる。
羽佐間カオルコ:「やたら多くないか!?!?1匹でお腹いっぱいだってのに!」
GM:同様の現象が街中で起こっているのだろう。明らかに異常だ。
GM:そして、その詳細を確かめる間もなく。
象くらいあるチワワ:「キューン!!」つぶらな瞳を正面にして、チワワが再度突進をかけてくる。その体躯と勢い、まさに暴走トラックの如し!
象くらいあるチワワ:きっと抱き留めてワシワシと撫でてもらいたいのだろう。
羽佐間カオルコ:「じゃれつくなら巨人でも探してほしいね……」コインを構えチワワに対峙する
羽佐間カオルコ:「まあわずかな時間なら───キミの相手をしてあげてもいいよ」
象くらいあるチワワ:構えに怯んだ様子はない。と言うより、それが自分を傷付ける道具だとは分からないのかもしれない。
羽佐間カオルコ:キ  ィ  ン
羽佐間カオルコ:複雑な意匠が施されたコインが跳ね、朝日を浴びて地面に影を差す
羽佐間カオルコ:影は大きく膨らみ、二つに分裂し───
羽佐間カオルコ:「来たれ、《ヨトゥンの腕》」
羽佐間カオルコ:影に対応してコインも姿を変える。───北欧の巨人の腕のみを再現した姿に
羽佐間カオルコ:巨大なチワワを優しく抱きかかえると首の下をワシワシと撫でる
象くらいあるチワワ:「ンーーーーー…………」
羽佐間カオルコ:「これじゃ長くは持たないし1匹しか足止めできない……とりあえず今の内に支部を目指さないとね……」
象くらいあるチワワ:自分を抱く腕にごしごしと体をこすりつけるようにしながら、うっとりと目を閉じている。
GM:しかしまさしく、君の言う通り──
小山じみたサモエド:「ワン! ワフッ!」もう一方の犬が、なんだそれずるいぞ! とばかりに飛びかかってくるし、
GM:獣の爪とアスファルトが触れ合う音が、チャッチャカチャッチャカと無数に近付いてくる。
羽佐間カオルコ:「もうッ、こういうのは先着1名様ってことで……失礼するよ!」
羽佐間カオルコ:《ヨトゥンの腕》を解除、影は再び形を変え……
象くらいあるチワワ:「ヒャン」支えを失って地面に転がる。
羽佐間カオルコ:「来たれ、《ワイバーン》!」
羽佐間カオルコ:翼竜の姿となる。
羽佐間カオルコ:その背へ軽快に飛び乗り、最高速度で支部までかッ飛ばす!
羽佐間カオルコ:「アディオス!犬ッコロども!」
象くらいあるチワワ:「キューン……」
小山じみたサモエド:「ウー……」
体高3mのシェパード:「ウォフ……」
GM:集まってきた犬たちに名残惜しげな様子で見上げられながら、君は支部へと空路を行く。

GM:---

GM:ロイス取得のみ可能です!
羽佐間カオルコ:ロイス 巨大犬の群れ かわいい/〇コワい……

OP2 久野 肇

GM:久野肇さんのオープニングです。登場をどうぞ!
久野 肇:久野 肇の侵蝕率を+8(1D10->8)した(侵蝕率:37->45)

GM:---

GM:昨日と同じ今日、今日と変わらぬ明日。
GM:繰り返しのようなN市の朝がまた訪れる。
GM:強いていつもと様子の違うところを挙げるとすれば──
GM:いつもは大通りで幅を利かせている自動車たちが、みな何かを恐れるかのように路肩に寄っており、
GM:がらんと空いた道路の中央を、異様に巨体の犬がビュンビュンと駆け抜けていくことくらいだろうか。
久野 肇:「いや強いなくてもめちゃくちゃ昨日と違いすぎでありますなぁ?」夢じゃないかとほっぺをつねる。いたい。
久野 肇:「……どう考えても風邪ひいたときの夢かそうでなければR案件……然らば支部にでも行ってみるべきでありますかなぁ」
GM:普段は通勤や通学の市民で朝から活気づく区画にも、まるで人気が感じられない。犬気ばかりだ。
GM:そうして、君が支部に足を向けかけると。
都城サエコ:「ヘルプ! ヘルプです! すみません助けてください!」
都城サエコ:道の向こうから一人の少女が駆け寄ってくる。君にとっては見知った顔だ。
久野 肇:「むむっ! サエちゃん先輩!! どうしたでありますか!?」こちらも駆け寄る。
都城サエコ:「はーっ、はーっ……」
都城サエコ:汗を拭い、ずれかけた眼鏡を直しつつ顔を上げる。
都城サエコ:「……あっ。久野さんではないですか」
久野 肇:「なにやら助けを求めていた様子、自分であれば力になるでありますよ?」
都城サエコ:「これは心強い……!」
都城サエコ:「偶然辿り着いたお方が、実力知ったるオーヴァード、現代に息吹を残すニンジャアーツの継承者とは」
都城サエコ:「これは私の運もまだまだ捨てたものではげほっげほっ」咳き込む。
久野 肇:「やはー、あんまり持ち上げられると照れるでありますよぉ……だ、大丈夫でありますか」背中をさすさす。
都城サエコ:「し、失礼……」さすられながら呼吸を整えて。
都城サエコ:「……そう! 大変なんです!」再びがばと顔を上げる。
都城サエコ:「実はですね、あの……」
都城サエコ:「今まさに犬という犬が大きくなっているのですが」
都城サエコ:「うちのミカヅキ丸も散歩の途中にいきなり巨大化して、しかも興奮して走り回っておりまして……!」
都城サエコ:「申し訳ないのですが、取り押さえるのに手を貸していただけませんでしょうか!」
久野 肇:「それはまた一大事でありますなぁ……義を見てせざるは忍なきなり、わかったでありますよ!! して、ミカヅキ丸殿はどちらに?」
都城サエコ:「恩に着ます!」
都城サエコ:「ミカヅキ丸はあっちの……」
GM:というところで、知覚で判定をしてみてください。難易度は6。
久野 肇:ウオーッ
久野 肇:2dx+1>=6
DoubleCross : (2R10+1[10]>=6) → 5[2,5]+1 → 6 → 成功

久野 肇:ギリギリの成功!
GM:やりおる
GM:では気付く。
GM:ふと辺りが少しだけ薄暗くなる。太陽に雲がかかったのだろうか? 否──
GM:──頭上! 巨大な柴犬が陽光を遮り、君たちをもふもふの腹の下敷きにする軌道で落下してくるではないか!
久野 肇:「んなななな!」潰されたらオーヴァードと言えど一大事! サエちゃん先輩を連れて回避したいぞ!
GM:可能です!
久野 肇:「正直ちょっと埋もれてみたい……けど死ぬでありますよあんなの!!」サエちゃん先輩の手を引いて、影の外へ!
都城サエコ:「ひぇぁ?」引き寄せられたことで退避が叶う。こちらはまるで気付いていなかった。
GM:ズッ シン!
GM:間一髪。アスファルトを大きく揺るがせて、君たちの目と鼻の先に犬が着地する。
巨大ミカヅキ丸:「ウーーーーッ……」
巨大ミカヅキ丸:低く唸る。あまり友好的な様子ではない。
都城サエコ:「ミ、ミカヅキ丸! どうしてしまったんですか!」
久野 肇:「……なんか唸ってるでありますが……大丈夫でありますか? 家族仲、ちゃんと良好だったでありますか?」スカートの下に手を回し、太腿のホルスターから鎖鎌を抜きながら。
都城サエコ:「よ、良かったですもん……! 毎日散歩してスキンシップしてましたもん……!」必死に訴えるが。
巨大ミカヅキ丸:「ワ゛ン゛ッ!」躊躇なし! 咆哮はそのまま大気を切り裂く不可視の弾丸となり、物理的な衝撃を伴って久野さんへ飛来する!
久野 肇:「なっ」咄嗟に鎖鎌でクロスガード! ダメージこそないが、吹っ飛んで体勢を大きく崩す!
巨大ミカヅキ丸:追撃はしない。代わりに。
都城サエコ:「ひょああああーっ!?」
巨大ミカヅキ丸:その口にぱくりと飼い主を咥え、身を翻して走り去る!
久野 肇:「さ、サエちゃんせんぱーい!!」
GM:一人と一匹はあっという間に小さくなる。ニンジャの脚力と言えど追い付くのは難しいだろう。
久野 肇:「"セキエイ"、一生の不覚……!! しかしどーするでありますかなぁ……!?」
GM:……そこへ、懐の端末がUGNからの着信を告げる。
久野 肇:「ぬ」端末を取る。
GM:「ああ、良かった……通じた!」通話口の向こうの第一声は、安堵。
GM:「"セキエイ"、緊急の任務依頼です!」
GM:「ご存知かと思いますが、現在N市内で犬の巨大化現象が相次いでおり……」
GM:「……大変な混乱が起こっています。事態の収拾に、ぜひお力添えを」
久野 肇:「めちゃくちゃ存じてるでありますなぁ。委細承知、支部に向かうでありますよ。……犬に攫われた先輩を助けるのも、仕事に追加で!」

GM:---

GM:ロイス取得のみ可能です。
久野 肇:先輩/都城サエコ/〇尊敬/不安 で取得を。

OP3 甘崎藍・登坂未帆

GM:甘崎さんと登坂さんのシーンです。登場をどうぞ!
甘崎藍:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 5[5]+32 → 37

登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+1(1D10->1)上昇 (侵蝕率:37->38)

GM:---

GM:犬の巨大化騒ぎが起こる前日の夜。
GM:君たち二人の姿は、生ぬるい風の吹く工場区画にあった。
GM:この地域は元々、付近で起きたR事案の余波を受けて操業を停止していたが、
GM:そこに目を付けたのか、何者かが打ち捨てられた施設を占拠し、設備を使用して怪しげな行動を起こしているらしい。
GM:ただの悪党ではない。その施設はエフェクトの効果により外界から切り離され、非オーヴァードからは認識できなくなっているからだ。
本堂さくら:『……そういった次第で、あなたたちに出向いていただき、意図の確認、場合によっては捕縛を行うことが目的となっているわけですが』
甘崎藍:「はい」
本堂さくら:通信機の向こう側で、若い女の声が言う。
本堂さくら:『どうでしょうか。今現在、付近に異常は確認できますか?』
本堂さくら:『不審な……ええと、レネゲイド……の動きや、敵性存在の有無、ということです』
甘崎藍:「今のところは何も。」
GM:甘崎さんの言う通り、現状は不気味なほど静かだ。人がいないことになっている現状、街灯の明かりもない。
甘崎藍:「(暗い...。いかにも何かするのにうってつけだ)」
甘崎藍:「敵性反応を確認次第、連絡します。」
登坂未帆:「……ま、怪しい奴がいたらたっぷり締め上げてやるっちゃ」
本堂さくら:『……分かりました。ターゲットが潜んでいると見られる建物は、もう少し先にあります』
登坂未帆:星辰館高校の制服ではない黒いセーラー服を着ている。これがこの“仕事”をするときの格好だと決めている。
GM:端末のナビが更新される。現地のデータと照らし合わせることで、事前情報よりもさらに詳細に目標地点の絞り込みができた……ということらしい。
本堂さくら:『……あの』
甘崎藍:「はい。」
本堂さくら:おそらくは拠点からその操作を行った後、やや遠慮がちに声をかける。
本堂さくら:『ごめんなさい。任務中に訊くことではないのかもしれないのだけれど』
甘崎藍:「まだ交戦状態ではありませんし、何でしょう」
登坂未帆:「……もったいぶらずに早く言うっちゃ」低い落ち着いたトーンで話す。
本堂さくら:『……』
本堂さくら:『……戦力の見極めについて、教えてほしいんです』
甘崎藍:「体調が悪いのであれば、危険ですしオペレーターへ連絡を入れますよ?」
甘崎藍:「...見極め、ですか」
本堂さくら:『いえ、体調は大丈夫です。ただ』
甘崎藍:「そう、ですね。あくまで一例ですが」
本堂さくら:『……どうにも。研修を受けても、どちらの戦力が上か、どういう相手だったら撤退すべきなのか、判断がつきにくく感じられて』
本堂さくら:『はい』
甘崎藍:「敵の目線、体の使い方、その敵が置かれている状況、この三つを踏まえておけばいいかと。」
甘崎藍:「目線は文字通り攻撃の予測に繋がります。体も技術の習熟度の具合を。」
甘崎藍:「そして何より状況。どのような経緯でそこに立っているか、気分は、能力は、こちらの戦闘員の数は。」
甘崎藍:「観察し、経験から予測する。これができれば十分といえるでしょう。」
登坂未帆:「見た目だけで判断したって相手の拳の痛みも、自分の拳がどのくらい通用するかもわがんねぇべ」
登坂未帆:ちょっと嫌味っぽく甘崎に言う。女性で、組織の人間で、ハカセっぽいヤツは苦手だ……あの人を思い出す。
本堂さくら:『……なるほど。参考になります』一方、こちらは素直に感心しているらしい声。
登坂未帆:「相手がどのくらいつえぇかなんて、やりあってからわかるもんだべ……」
甘崎藍:「それも一つの例と言えるでしょう。」少し笑って
本堂さくら:『登さ……“轟天竜”さんの言うことも分かりますが』
本堂さくら:『やはりオペレーターとしては、状況をなるべく早く掴めるようになりたいので』
本堂さくら:『……と。そろそろ』
本堂さくら:『そこです。正面の建物』
甘崎藍:「はい。準備はできています。」
登坂未帆:「……」緊張感を持つ。
GM:君たちの目の前に聳えているのは、無骨で天井が高いつくりの、おおよそ工場と言われてすぐに思い浮かぶようなありふれた建物だ。
GM:当然と言うべきか、照明は点けられていない。また、入り口の大きなシャッターは開け放しになっている。
甘崎藍:「行きましょう。援護は任せてください。必要であれば先陣を切ります」
登坂未帆:「いや、アタシが前でいいべ」
登坂未帆:建物の中へ進む。
甘崎藍:それに続く。いつでも反撃できるよう神経を尖らせる。
GM:……暗闇に閉ざされた建物の中は、外よりもなお音のない、耳が痛くなるほどの静寂に包まれている。
甘崎藍:「(静かすぎる。罠か?もしくは...)」
登坂未帆:ぐぐっと、指ぬきグローブを締め直して気合いを入れる。
GM:何度も折り返すベルトコンベアが床面積の大半を占め、その上に屈みこむような姿勢で停止している装置の数々。オーヴァードの視力で見通せるのは、そうしたものだ。
GM:やはり人の気配など感じられないが……
GM:──その時、ひゅ、と風を切る音が響く。
甘崎藍:勢いよくその方向に振り向く。
GM:向き直った甘崎さんの視界に、高速で飛来するコンテナの姿が映る!
登坂未帆:未帆は気づかない。感覚が低いので。
甘崎藍:「(コンテナ。中身は不明。最低でも2400kg、この速さだと...当たる!)
甘崎藍:すんでのところで体を捻り、避ける。鼻先をかすめていき、大きな音を立ててコンテナは落ちた。
甘崎藍:「...その位置なら、ぎりぎり当たらないかと。」
甘崎藍:登坂の足元数センチにコンテナは着地していた。
登坂未帆:「……!!……おい」
登坂未帆:目を細めて甘崎を睨む。
甘崎藍:「けがは、無いようですね。付近をもう少し探索しましょう」
登坂未帆:「これもお得意の“観察”だべ?背筋が凍ったっちゃ……」
登坂未帆:文句たらたら
甘崎藍:「それに、あなたであれば受け止めることも、はじき返すことも出来たでしょう。」
甘崎藍:「強さにおいては、信頼を置いていますよ。」
登坂未帆:「……やっぱり苦手だっちゃ」ボソリと呟く。
GM:その時だ。
GM:「……不和」
GM:「やはり人間は、醜い」
GM:暗がりから声。
甘崎藍:「UGNです!止まりなさい!」声の方に向かって銃を構えると同時に大声で呼びかける。
登坂未帆:「なにもんだべ」
登坂未帆:冷たい声で問いかける。
GM:目を凝らせば、やがて闇が凝集するように、そこに立つ者の姿が浮き上がってくる……。
本堂さくら:『……!』
“宇宙意思”:「我は宇宙意思」
“宇宙意思”:「この地上を真の支配者……犬族に返却する時が来たのだ」
“宇宙意思”:スキンヘッドにタンクトップの中年男性だ。
“宇宙意思”:異様に澄んだ目をしている。
甘崎藍:「...。」
本堂さくら:『…………?』
登坂未帆:「……キモ」
甘崎藍:「オペレーター、彼からレネゲイド反応はありますか?微細なものでも構いません」
本堂さくら:『…………えっ。あっ』
本堂さくら:『…………あるわね…………』
本堂さくら:『……じゃない。あります。一応……』
甘崎藍:「わかりました。捕縛し無力化します。」
“宇宙意思”:「ふん……お前たちの組織は知っている」君たちの視線にもまったく動じていない。
“宇宙意思”:「しかし一足遅かったようだな」
“宇宙意思”:「新世界の使徒たちを覚醒へと導く種子は既に撒かれた後だ」
登坂未帆:「何を言ってるっちゃ……?」
甘崎藍:「(覚醒...オーヴァード絡みか?それともレネゲイドウイルス?)」
“宇宙意思”:「ふふふ……理解できないか」
“宇宙意思”:「憐れな」憐憫の眼差しを登坂さんに向ける。
登坂未帆:「理解してもらうように話せっちゃ」
甘崎藍:「登坂さん。正直言って、この人物がそのような犯罪を起こすとは思えません。話は支部で聞きましょう。」
登坂未帆:「……んだな」これには同意せざるを得ない。
“宇宙意思”:「我が大人しく従うとでも思っているのか?」
“宇宙意思”:傍らの工作ロボットのアームを掴むと、バキバキと音を立てて引き剥がす。怪力だ。
登坂未帆:「……面白れぇっちゃ」にやりと笑う。
“宇宙意思”:「不埒なる侵入者どもに、来たるべき新世界を目にする栄誉は与えん」
甘崎藍:「(キュマイラ?だが純粋な力であれば、どうとでも対応できる。)」
“宇宙意思”:「ここで屍となるがいい」
“宇宙意思”:鋼鉄の凶器と化したアームを、登坂さん目掛けて投げ放つ!
甘崎藍:「そのようなもの、必要ありません。守るべきは今。この世界です。」
登坂未帆:バキィッ!
登坂未帆:投げられたアームは中心が砕け、割れる。登坂の拳によって。
“宇宙意思”:「何……!」
甘崎藍:「いい動きですね。是非とも一度手合わせ願いたい。」
登坂未帆:「御託はいいべ? あとはこいつでやりあう時間だっちゃぁ!」
甘崎藍:「えぇ。早く終わらせてしまいましょう。」
登坂未帆:拳を振りかざし、中年に向かって飛び掛かる!
“宇宙意思”:「くっ」横へ転がって回避する。見た目に反する機敏な動きではあるが。
登坂未帆:拳は急に止まれねぇ。床にクレーターができる。
登坂未帆:「へえ、なかなかいい動きするっちゃ」
甘崎藍:動きは読めている。近づいて下段の蹴り。
甘崎藍:「何か妙な気がします。念のため警戒してください」
“宇宙意思”:「ぐはっ!」回避した先で甘崎さんの蹴りに足を刈られ、派手に転倒する。
登坂未帆:「だからそういう御託はいいんだっちゃぁ!!」
登坂未帆:甘崎の言葉に反し再び中年に殴りかかる!
“宇宙意思”:「ゴボーッ!」まともに食らって吹き飛ぶ!
“宇宙意思”:「ぐぐ……おのれ」
登坂未帆:「どうだっちゃ。そろそろお縄につく気になったべ?」
登坂未帆:指先から生成した糸を取り出しながら訪ねる。
“宇宙意思”:壁際でよろよろと体を起こす。
甘崎藍:「オペレーター、完了しました。後は...」
“宇宙意思”:「否」
“宇宙意思”:「UGNの卑劣な色香に惑わされて道を踏み外した我が弟のためにも」
“宇宙意思”:「我は必ずや理想世界を……犬族の支配を実現せねばならん」
“宇宙意思”:硬く拳を握りしめる。
GM:(参考:裸エプロンVS犬
甘崎藍:「その続きは支部でじっくりお聞きしますよ。完了しました。後はよろしくお願いします。」
登坂未帆:「どんな目標があったか知らねけど、どうせくだらねぇもんだっちゃ」
甘崎藍:これで今日の任務は終了。そう思っていた。
“宇宙意思”:「ヌ……ヌ……」
“宇宙意思”:「ヌオリャアアーッ!」
“宇宙意思”:突如として爆発的に跳躍!
甘崎藍:「追跡します!」
登坂未帆:「うおっ!?」見上げる!
“宇宙意思”:工場の壁を体で突き破り、砲弾じみた勢いで君たちの視界から消える!
甘崎藍:勢いよく駆け出す。が、あまりにも早い...
登坂未帆:「待ちやがれっちゃ!」
登坂未帆:追いかける。でも、追いつけない。
甘崎藍:「オペレーター、対象は逃走しました。北西方面です。追跡しますか?」
GM:……壁に開いた穴に駆け寄っても、外に出ても、もはやその姿はどこにも見当たらない。
本堂さくら:『……いえ』
本堂さくら:『嘘でしょ……こちらの探知範囲からも消えてる。……消えてます』
本堂さくら:『あんな力が残っていたなんて……』
甘崎藍:「あの巨体でここまでの早さとは...。一旦支部へ帰還します。申し訳ない。」
本堂さくら:『……了解しました』
本堂さくら:『……やっぱり、見極めが難しい……』呟くような声。
登坂未帆:「クソッ……」
登坂未帆:苦々しい顔で、テープが張られた首元を右手で押さえる。
甘崎藍:「相談でしたら、空いている時間に何時でも乗りますよ。」
登坂未帆:(やっぱりバケモンには、こいつを使うしかねぇってことかや? あの女がくれた力を……)
甘崎藍:「どうされました?」登坂の方へ語り掛ける。
登坂未帆:「…………っ! なんでもね」少し遅れて反応する。
甘崎藍:「そうですか。....私は、使いたくない技能というものが、一つや二つあってもいいと思います」
甘崎藍:「心因性のものは、安易に対処できるものではありませんから。」
登坂未帆:「……大きなお世話っちゃ」また観察か。
登坂未帆:「自分のケジメは、自分でつけるっちゃ」
甘崎藍:「本来であれば、それが一番好ましいと思います。」
登坂未帆:「……」納得いってないような表情で甘崎の言葉を聞き終えると、ひとりで立ち去ろうとしてしまう。
甘崎藍:少し緊張をほぐして。
甘崎藍:「この頃の子って、複雑なのよね...。まあ、それもかわいいといえる、か。」
甘崎藍:「登坂さん」任務中とは打って変わって優しい声だ
甘崎藍:「自分の体は、いくらオーヴァードといえど大切にするものですよ。」
登坂未帆:振り返らない。すたすたと背を向けたまま歩いて行ってしまう。
甘崎藍:「心配だな...。」
登坂未帆:しかし途中で立ち止まる。
登坂未帆:ポケットからカチャカチャとしたものを取り出し、右手でかざす。それは、何かのキー。
登坂未帆:「バイク」
登坂未帆:振り返らずその一単語だけ発する。
登坂未帆:「工場の外に置いてきた。……支部に戻ったら、作戦会議っちゃ」
登坂未帆:そう言うとまた、ひとりで立ち去る。
甘崎藍:「...分かりました。」
甘崎藍:その声は、心底嬉しそうで、思わず笑みがこぼれていた。

GM:---

GM:ロイス取得のみ可能です。これPC同士で取った方が綺麗な気もするな……
GM:なので相手はご自由に!
甘崎藍:ロイス:登坂未帆 慈愛/心配
甘崎藍:表は慈愛!
登坂未帆:甘崎さんに好奇心/◯厭気でロイス取得!
甘崎藍:慈愛〇/心配で登坂さんにロイスを取得!

Middle1

GM:合流シーンです。全員登場をお願いします。
久野 肇:久野 肇の侵蝕率を+2(1D10->2)した(侵蝕率:45->47)
登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+9(1D10->9)上昇 (侵蝕率:38->47)
羽佐間カオルコ:42+1d10
DoubleCross : (42+1D10) → 42+2[2] → 44

甘崎藍:1d10+37
DoubleCross : (1D10+37) → 9[9]+37 → 46


GM:---

GM:君たち四人は、UGN支部施設内の会議室に集められていた。
GM:防音性の高い構造のはずだが、それでも時折、建物の外で吠える犬の声が聞こえてくる。
GM:より近いところでは、廊下を慌ただしく行き来する人の足音も。大規模な事件だけに、対応に追われる人員の数も多いようだ。
羽佐間カオルコ:「…………」椅子があるというのに壁にもたれかかって腕を組んでいる 時折、壁づたいの振動に身を竦ませている
久野 肇:「サエちゃん先輩、無事でありましょうかな……ミカヅキ丸のおやつになってないといいでありますが……」独りごちている。
GM:しばらく待っていると、部屋の扉が開き、スーツ姿の女性が入室してくる。
本堂さくら:「……お揃いですね」ひとたび部屋の中を見回して。
甘崎藍:「はい。」背筋を伸ばし、椅子に座ってデータ端末を操作している。
本堂さくら:「今回、あなたたちのオペレーターを務めさせていただく、“シンビオシス”本堂さくらです。よろしくお願いします」折り目正しく礼をする。
登坂未帆:椅子の背もたれに、背ではなく前を向いて座っている。行儀が悪い。
甘崎藍:「よろしくお願いします。」
甘崎藍:目礼。
久野 肇:「よろしくお願いするでありますよー」手をひらひら振って返事をする。
登坂未帆:「……よろしく」ダウナー気味の返事。
羽佐間カオルコ:「……よろしく。早速本題に移ろうか」
本堂さくら:「はい。今回の任務は」
本堂さくら:「……お察しだと思いますが。現在N市内で発生している、犬の巨大化現象の原因究明、そして解決です」
甘崎藍:「現時点で分かっていることは?」
本堂さくら:「……ほとんど何も。ただし」
本堂さくら:「手掛かりはあります。昨夜、甘崎藍、登坂未帆両名が交戦した敵性オーヴァード」
本堂さくら:「……あの」
甘崎藍:「...はい。」
本堂さくら:「う、宇宙意思……とか名乗っていたやつ……」言い辛そうにしつつ。
甘崎藍:渋い顔をする。
登坂未帆:「“オヤジ”でいいっちゃ。あんなの」
久野 肇:「宇宙意志」面食らった顔で鸚鵡返しに。
羽佐間カオルコ:「宇宙……意志……?どんなヤツだった?」
羽佐間カオルコ:深淵とかコズミックホラー的なものをイメージしている
本堂さくら:「…………と」
甘崎藍:「大柄ですが動きは早く、離脱する際は追いかけるのを断念したほどでした。」
本堂さくら:「禿頭……の」
甘崎藍:「あぁ、外見ですか。白いタンクトップを着た中年男性でしたね。」
登坂未帆:甘崎に任せて黙ってる。こういうときの説明は役に立つ。
本堂さくら:「壮年の殿方の……姿を……」消え入りそうな声。
甘崎藍:「す、すみません。言いづらいかと思って」
本堂さくら:「いえ、ありがとう存じます……」甘崎さんに。
久野 肇:「禿頭の。タンクトップの。中年男性……」うんうんと頷いて話を聞いて。
羽佐間カオルコ:「中年男性?!?!?!?!」
久野 肇:「いや、なんでそんなのが宇宙意志を名乗ってるでありますか」真顔。
甘崎藍:「中年男性だと、なにか不都合な点でも...。ああ。虚言癖か何かでしょう。」
羽佐間カオルコ:「なんなんだ一体……風邪ひいたときに見る悪夢よりひどいよ……」
甘崎藍:「ですが、万が一もあります。捕獲して話を聞く必要はありそうです。」
甘崎藍:「お気になさらず。奇怪な人物でしたからね。」
登坂未帆:「そんなんじゃホンモノ見た時腰抜かすべ?」
本堂さくら:「こほん。ともかく」
本堂さくら:「彼は……『この地上を真の支配者……犬族に返却する時が来たのだ』と発言していて」
久野 肇:「気が遠くなるような発言でありますな……」遠い目をしながら。
羽佐間カオルコ:「ええ……」
登坂未帆:「フンッ……大昔の将軍様じゃねぇんだから」鼻で笑う。
本堂さくら:「その言葉と現在の状況を考えるに、彼を追跡することが一つの道筋になるだろう、と判断されました」
本堂さくら:「昨夜に続き、お二人がこの任務に招集されたのもそのためです」甘崎さんと登坂さんへ。
甘崎藍:「徳川公があのように動かれたら笑ってしまいますね。」
甘崎藍:「はい。少しでも力になるのであれば、尽力します。」
羽佐間カオルコ:「普通なら酔っ払いの戯言みたいな話だけど……町がこんな状況になってるのを考えると、無視できない存在だね…」
本堂さくら:「人員の選定の根拠としては」
本堂さくら:「"セキエイ"久野肇さんは、現在の状況で連絡が付いた数少ないイリーガルであること」手元の資料をめくりながら言う。
本堂さくら:「……そもそも、多くのエージェントが、犬たちへの対症療法的な対処に駆り出されているんですが。イリーガルはまた別に、連絡自体ができない方も多くいて」
本堂さくら:「根本的な調査と解決を主な役目として割ける人員は、ここにいる皆さんだけ、というのが現状です」
登坂未帆:「天下のUGNが犬相手にやられっぱなしとは、お笑いだっちゃ」皮肉めいた発言。
久野 肇:「まぁ、皆色々大変でありましょうからなぁ……文句はないでありますよ」さくらさんに笑いかけながら。
久野 肇:「結構馬鹿にならないというか……あれ、単に解体(バラ)していいならラクでありますが……そういうわけにもいかないでありましょう」
久野 肇:「根本的な調査をしてなんとか丸く収めないと、愛犬協会から非難ごうごうでありますよ」
甘崎藍:「近隣住民への影響も心配されますし...。原因を突き止めて犬の巨大化を阻止せねばなりませんね。」
本堂さくら:「……その通りです。色々と」
羽佐間カオルコ:「ワンちゃ………犬ッコロはあまりその…傷付けない方向で対処したいしね」
甘崎藍:「(犬好きなんだな)」
久野 肇:(ワンちゃん好きなんでありますねぇ)
本堂さくら:(ワンちゃん……)
羽佐間カオルコ:「触れ合ってみて分かったが、特別害意があるようには思えなかった」
羽佐間カオルコ:「もとに戻せるならそれが一番……だろうね」
本堂さくら:「害意はない、ですか」
甘崎藍:「ということは、彼...便宜上、宇宙意思と呼称します。宇宙意思の発見、確保が今後の目標となりそうですね。」
登坂未帆:「害意がなくとも、デカブツはいるだけで迷惑だっちゃ。はえぇとこ対策見つけんべ」
久野 肇:「ウチの先輩も飼い犬に攫われてしまったでありますからな……早く助けないと……」
甘崎藍:「それは、優先されるべきでは?待ってください、攫われた際、なにか操られているような動作は犬に見られましたか?」
久野 肇:「特に……その時は機嫌が悪そう、ぐらいでありましたな。行方を捜すのにも丁度いいとして支部で任務を受けることにしたでありますが」
甘崎藍:「分かりました。では、久野さんの先輩の救出と宇宙意思の捕獲、同時に進めましょう。」
本堂さくら:「攫われた……ええと、民間人がいる、と」
本堂さくら:「そうですね。そちらも看過できません」
登坂未帆:甘崎の熱心な様子を興味深そうに見ている。
羽佐間カオルコ:「さくらクン、他に人が攫われたような事例ってあるかい?」
本堂さくら:「いいえ」
本堂さくら:「被害としては、物の破壊や、その余波での負傷などがほとんどです。報告が上がっていないだけという可能性はありますけど」
甘崎藍:「民間人に被害が出た場合であれば、関係各所に連絡がいき、UGNの方でも把握できると思いますが...。」
久野 肇:「やーっぱサエちゃん先輩、ミカヅキ丸と仲悪かっただけなのでは……?」
久野 肇:「と、脱線してしまったでありますな。宇宙意志の捕獲も、不肖"セキエイ"、全力を以て当たらせてもらうでありますよ」
本堂さくら:「はい。よろしくお願いします」
本堂さくら:「そして最後に、問題と言うか」
甘崎藍:「はい?」
羽佐間カオルコ:「まだ何かあるのかい……」げっそりとした顔で
本堂さくら:「……羽佐間カオルコさん。あなたがこの班に入っている理由なんですけど」やや歯切れ悪く顔を向ける。
羽佐間カオルコ:(え……何だ何だ?)
GM:その時、遠くから騒がしい音が聞こえてくる。
GM:──ガシャーン!
GM:「いっ、犬だああ!」「落ち着け、抑え込め! 射撃組は非殺傷武器で対処!」「ダックスフント長っっっが!」
本堂さくら:「…………」なんとも微妙な表情で音のした方を見て。
本堂さくら:「このように」
本堂さくら:「何故かその……羽佐間さんに、犬たちが誘因されてしまうらしく」
久野 肇:「ワンちゃん好きな人はワンちゃんにも好かれるでありますかなぁ……」
本堂さくら:「支部にいていただいてもこの有様だと、いっそ現場で働いてもらう方がいいだろう、という通達でして……」
甘崎藍:「何かあるのでしょうね...。今は問題に対処すべきです。行きましょう」
羽佐間カオルコ:「……ま、マジ………?」
登坂未帆:「おめぇ、犬に好かれるフェロモンでも出してんのかや?」
羽佐間カオルコ:(てっきり敏腕エージェントだから…とか、あなたにしか頼めないことがあるんです!とかかと思ってた!)
本堂さくら:「その……すみません……」居た堪れなさそうにしている。
本堂さくら:「私も……未熟なりに精一杯バックアップするので……」
羽佐間カオルコ:「ボ、ボクは孤高の狼だぞ?!犬ッコロに恐れられるならともかく好かれるだなんて……」
甘崎藍:「よろしくお願いします。こちらも頼りにしていますよ。」少し笑って。
登坂未帆:「同類、だべ」ヒヒヒっと笑う。
甘崎藍:「動物に好かれる人というのはいい人、という通説があるらしいですよ。」
久野 肇:「どんな事情であれ、心強い仲間であることには変わりないでありますからな。よろしくお頼み申すであります」ぺこりと一礼。
羽佐間カオルコ:「………ッ!ああもう!任務である以上、やらないわけにいかないし……」
甘崎藍:「行きましょう。大規模な案件には大人数で向かった方が効率がいいですから。」
羽佐間カオルコ:「そうしようぜ、これ以上支部を壊されるわけにいかないし……」
羽佐間カオルコ:「『任務開始』だ!」不敵な笑みで何とか体裁を保とうとしている!

GM:---

GM:シーン終了。ロイス取得と、購入もこのタイミングから可能です。
久野 肇:ワンちゃん……/羽佐間カオルコ/〇尊敬/憐憫 で取得。
久野 肇:調達はまず私が挑もう! ショットガン一丁!
久野 肇:2dx>=11
DoubleCross : (2R10[10]>=11) → 8[2,8] → 8 → 失敗

久野 肇:だめでした。
久野 肇:私は以上!
登坂未帆:ロイス取得 本堂さくら ◯連帯感/不安
登坂未帆:自分もショットガン挑戦
羽佐間カオルコ:ロイス取得 登坂未帆 連帯感/〇フェロモンなんて出てないやい!
登坂未帆:1dx+3>=11
DoubleCross : (1R10+3[10]>=11) → 4[4]+3 → 7 → 失敗

登坂未帆:自分からは以上!
甘崎藍:ショットガンください!
甘崎藍:2dx+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 9[5,9]+4 → 13

GM:お見事!
甘崎藍:ショットガンゲット!装備します。
甘崎藍:本堂さんに応援〇/憐憫でロイスを取得。
甘崎藍:以上です!
羽佐間カオルコ:UGNボディーアーマー狙います!
羽佐間カオルコ:1dx+3>=12
DoubleCross : (1R10+3[10]>=12) → 4[4]+3 → 7 → 失敗

羽佐間カオルコ:財産足りない!妖精の手もまだ温存したい!以上で!

Middle2

GM:情報収集シーンです。シーンプレイヤーは羽佐間さん。ほか登場自由!
羽佐間カオルコ:44+1d10
DoubleCross : (44+1D10) → 44+10[10] → 54

久野 肇:久野 肇の侵蝕率を+10(1D10->10)した(侵蝕率:47->57)
登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+9(1D10->9)上昇 (侵蝕率:47->56)
甘崎藍:46+1d10
DoubleCross : (46+1D10) → 46+2[2] → 48


GM:---

GM:さて、情報収集ですが
GM:本セッションは実はプライズ制で進行します。
久野 肇:なんと、そうだったとはね……

使用技能:<情報:UGN,噂話>
目標値 :8
プライズ:0/8
シーン数:1/6

羽佐間カオルコ:プライズ制……だと……!?
GM:というわけで
GM:情報収集の判定を……せよ!
久野 肇:ニンジャはプライズ制でも怯まない! 情報:噂話でコネ:噂好きの友人(サヴィ)起動、さらにオートで自動巡回ソフトの仕様も宣言! 固定値ナシのダイス6つ!
久野 肇:6dx>=8
DoubleCross : (6R10[10]>=8) → 8[1,4,5,5,6,8] → 8 → 成功

久野 肇:成功するだけはした
久野 肇:他の人が高い目を出すことを祈ろう
登坂未帆:情報収集チームを使用し判定します。
登坂未帆:1dx+5>=8
DoubleCross : (1R10+5[10]>=8) → 3[3]+5 → 8 → 成功

羽佐間カオルコ:コネ:UGN幹部を使用!3dx+1
羽佐間カオルコ:3dx+1>=8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 10[4,9,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

甘崎藍:4dx10+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 9[2,3,8,9]+2 → 11

GM:ふむふむ
GM:達成値を弄る効果などがなければ獲得プライズポイントは2点!
GM:プライズ:2/8
GM:プライズが2点に達したことで開示される情報があります。

【“宇宙意思”について】
UGNのデータベースを照会したところ、彼はどの組織への所属も確認されていない。
確定とまでは言えないものの、単独犯と見てほぼ間違いないだろう。

また以前、“地球意思”を名乗る別のオーヴァードをUGNが捕縛している。
彼も同じように犬を信奉して行動する様子が見受けられた。
“宇宙意思”の言を信じるならば、この二人は兄弟ということになる。

GM:---

GM:“宇宙意思”を捜索すべく、支部を出て街へ繰り出した一行。
GM:しかしそれを待ち受けていたかのように、大量の犬が君たちを──と言うか羽佐間カオルコを追い回し始める!
象くらいあるチワワ:「キャンキャンキャンキャン!」
小山じみたサモエド:「ワン! ワンワフッ!」
体高3mのシェパード:「オォーーン!」
グレート・グレートピレニーズ:「ばうばうばう!」
GM:みんな尻尾を振りたくりとてもはしゃいだ様子だ。
羽佐間カオルコ:「うぉっ、また来やがったな!」
甘崎藍:「丁度いいですね、すみません、少し引き付けてください!」
本堂さくら:『うわっ……凄いことになってる……』再び通信越しの声となっての感想。
甘崎藍:その隙に他の三人と連絡をつなぐ。
登坂未帆:「おめぇ意外とドライだっちゃね……」
甘崎藍:「大丈夫だと信じているので....。この隙に情報のすり合わせをしましょう。」
久野 肇:「忍さながらに非情でありますな……それもまたUGNの一側面……」
久野 肇:「犠牲は無駄にしないでありますよ、聞くであります」
羽佐間カオルコ:「くッ!いいだろう!」鍛え抜かれたエージェント瞬発力で犬たちをなんとかやりすごす!
甘崎藍:「こちらでは宇宙意思に兄弟がいることが判明しました。兄か弟か分かりませんが、現在UGNにて捕縛中です。」
久野 肇:「これ以上なくイヤな宇宙兄弟でありますな……というかこれ、兄弟そろって禿頭にタンクトップ……」
本堂さくら:『えー……はい。そうですね。“地球意思”を名乗っていたとか』
甘崎藍:「過去にも同じような事象が起こり、対応されていたという訳ですね。打つ手はありそうです。」
久野 肇:「勝手に名乗られてガイアも激おこ待ったなしだと思うでありますよ」
甘崎藍:「登坂さんは何か判明したことはありませんか?」
登坂未帆:「その地球意思の方も、犬好きだったんだべ?」
本堂さくら:『……はい。おおむね似たような言動をしていたと……』
甘崎藍:「では、所在が分かっている方の宇宙意思に話を聞いてみるのもありかもしれませんね。」
久野 肇:「なんでそんなに犬を……? いや、深く考えてもしょーもない部分な気がするでありますけど……」
登坂未帆:「……甘崎の言った通り、過去の事件に何かヒントがあっかもしんねぇべ」
甘崎藍:「本堂さん、4人にUGNに収容されている宇宙意思がいる建物の情報をお願いします。後...」
甘崎藍:「羽佐間さん!大丈夫でしょうか!」大声で直接呼ぶ。
本堂さくら:『なるほど……はい、面会の申請をしておきます』
羽佐間カオルコ:「うおおおお!『舞踏:白鳥の湖』!『舞踏:くるみ割り人形』!」珍妙なポーズで地を這い宙を舞い巨大犬たちを躱している
羽佐間カオルコ:「ボクは大丈夫……と言いたいところだけど……そろそろキツそうだ……」
登坂未帆:「……早いとこ片付けてやるっちゃ。そろそろみじめに見えてきた……」
甘崎藍:「お手数をお掛けしました。今から援護に入りますので、羽佐間さんは先に移動をお願いします。」
久野 肇:「……じゃあ止まって擦り合わせをするのは終わりにして、真っ直ぐ走ってまた逃げるでありますよぅ」鎖鎌を構え、援護の姿勢を取りながら。
羽佐間カオルコ:「『舞踏:トリプルアクセル』!………ハーッ、ハーッ……そうさせて……貰うよ……」
羽佐間カオルコ:「まだまだ真相には遠いしね……」

GM:---

GM:シーン終了。ロイス取得と購入が可能です。
甘崎藍:羽佐間さん謝罪〇/仕事でロイスを取得!
甘崎藍:ボデマ狙っちゃうか~
久野 肇:非情……!/甘崎藍/〇連帯感/脅威 で取得します。
甘崎藍:2dx+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 5[4,5]+4 → 9

羽佐間カオルコ:ロイス取得! 甘崎藍 〇埋め合わせよろしく…/恥辱
久野 肇:調達はシューターズジャケット狙いで。
久野 肇:2dx>=13
DoubleCross : (2R10[10]>=13) → 6[2,6] → 6 → 失敗

久野 肇:失敗。以上で。
登坂未帆:羽佐間さんに◯同情/憐憫でロイス取得します。
登坂未帆:購入はUGNボディアーマー挑戦します
登坂未帆:1dx+3>=12
DoubleCross : (1R10+3[10]>=12) → 1[1]+3 → 4 → ファンブル

登坂未帆:以上です。
甘崎藍:私も以上です!
羽佐間カオルコ:購入はボデマ狙い!
羽佐間カオルコ:1dx+3>=12
DoubleCross : (1R10+3[10]>=12) → 10[10]+9[9]+3 → 22 → 成功

羽佐間カオルコ:やった!
羽佐間カオルコ:装備します

Middle3

GM:シーンプレイヤーは甘崎さん。ほか登場自由!
久野 肇:久野 肇の侵蝕率を+10(1D10->10)した(侵蝕率:57->67)
甘崎藍:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 3[3]+48 → 51

登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+6(1D10->6)上昇 (侵蝕率:56->62)
羽佐間カオルコ:54+1d10
DoubleCross : (54+1D10) → 54+8[8] → 62


GM:---

使用技能:<情報:UGN,噂話>
目標値 :8
プライズ:2/8
シーン数:2/6

GM:引き続き情報収集せよ!
甘崎藍:4dx10+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 8[1,7,8,8]+2 → 10

久野 肇:情報:噂話でコネ:噂好きの友人(サヴィ)起動、さらに自動巡回ソフト起動で判定!DB込み7つ!
久野 肇:7dx>=8
DoubleCross : (7R10[10]>=8) → 8[1,2,5,6,6,7,8] → 8 → 成功

登坂未帆:2dx+5>=8 情報収集チーム使用!
DoubleCross : (2R10+5[10]>=8) → 5[1,5]+5 → 10 → 成功

羽佐間カオルコ:コネ:UGN幹部使用!
羽佐間カオルコ:4dx+1>=8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 10[1,4,7,10]+3[3]+1 → 14 → 成功

GM:安定感!
GM:プライズ:4/8
GM:新規開示の情報は一つ。

【“宇宙意思”の行動】
彼が工場を占拠して行っていたのは、オーヴァード覚醒薬“αトランス”類似物の生産、
および市場に流通しているドッグフードへの混入。
犬たちが巨大化したのはこの薬物の効果を受けたためだ。

GM:---

GM:市内某所 オーヴァード犯罪者収容施設
本堂さくら:『……面会の許可は出ました』
甘崎藍:「ありがとうございます、何かあるのですね?」
本堂さくら:『外部との通信は制限されているため、私も指示や状況の確認はできなくなります。皆さんが頼りです』
本堂さくら:『危険は無いと思いますが、一応お気をつけて』
羽佐間カオルコ:「久しぶりに来たけど……やっぱり居心地のいい場所じゃないね、ここ」
甘崎藍:「任せてください。何かあれば建物の外から連絡します。」
久野 肇:「ばっちり情報を聞き出してくるでありますよ!」
登坂未帆:「話聞いたらさっさと帰んべ」
GM:本堂さくらの言葉通り、君たちが施設内部に入ると、彼女との通信が切れる。
GM:セキュリティの観点から、滞在時間は限定されている。なるべく速やかに事を済ませる必要があるだろう。
甘崎藍:通路を進む。
甘崎藍:「重苦しい場所、というのは確かにそうですね。確認したい項目は」
甘崎藍:「宇宙意思の兄、もしくは弟に面識があるか。今回の件について何か知っていることがあるか、です。」
登坂未帆:「でも、ここだと犬の遠吠えも聞こえんっちゃね」
甘崎藍:「ここ最近、どこを移動しても聞こえていましたからね...。」
久野 肇:「さしものワンちゃんすら、寄り付かない場所でありますかぁ……」
羽佐間カオルコ:「誰も逃さないための牢屋であり……」
羽佐間カオルコ:「許可のない者を入れないための鳥カゴでもあるのさ」
甘崎藍:「私たちUGNに所属している人は、もしもこのような犯罪行為を働いた場合、ここでは済まされないような気がします。」
久野 肇:「裏切りは死……とまぁ忍のことを言わなくても、よりランクの高いところに放られる気はするでありますなぁ」
GM:……やがて、君たちは指定された面会室に至る。
GM:室内には無機質な椅子と机、そして特殊強化ガラスの仕切りがあり、その向こうには──
“地球意思”:スキンヘッドに拘束衣姿の中年男性の姿。
“地球意思”:やはり異様に澄んだ目をしている。
久野 肇:「……どうなんでありますか? やっぱり似てるでありますか?」甘崎さんとミホちゃんの二人に確認を取るように。
甘崎藍:「はじめまして。宇宙意思について知っていることをすべてお話願います。」
甘崎藍:「...澄んでいる目が似ています...」
登坂未帆:「こんな奴だったっちゃ」
羽佐間カオルコ:「直球で行くなあ甘崎クンは……」
GM:確かに良く似ている。
甘崎藍:「直球でだめであれば強硬手段も考えていますよ。」少し笑って。
羽佐間カオルコ:「まあ時間もないし、そういうの嫌いじゃないけど……」
“地球意思”:「我は地球意思」
“地球意思”:「我にものを尋ねようと言うのであれば」
“地球意思”:「相応しい姿勢を見せるがいい」やたらと落ち着いている。
甘崎藍:「...。」
甘崎藍:周囲の空気が張り詰める。ワーディングとはまた違った重圧。
登坂未帆:「その身分でよくそんなこと言えるっちゃ」
久野 肇:「自分の立場分かってるんでありますかな、この人……?」どうみても拘束衣を着せられた囚人のはずだが。
羽佐間カオルコ:(ボクとはまた違ったタイプの痛さだなこれは……)
甘崎藍:「...申し訳ありませんが、あまり時間がありません。手短に、かつ迅速に。必要であればそれ相応の手段も取らさせていただきます。」
“地球意思”:「事を成すも成さぬもお前たちの選択ひとつだ」そう言って、登坂さんに視線を向ける。
“地球意思”:「そこな少女よ」
登坂未帆:「……あ?」
登坂未帆:睨み付けながら答える。
“地球意思”:「首輪がよく似合っている」巻かれたテープのことを言っている。
“地球意思”:「どうだろう。四つ足になって犬族の真似をしてみるというのは?」
“地球意思”:「そこのニンジャガールにじゃれつくというのもよい」
甘崎藍:ガラスに向かって殴りつける。狙うは顔。
“地球意思”:「ヒィッ! よせ!」普通に震え上がる。
甘崎藍:「...。話せないのであれば、宇宙意思の安否は保証できません。」
甘崎藍:「こちらですでに捕縛済みです。」
甘崎藍:はったりだ。だがその程度の嘘ならつきなれている。
登坂未帆:「こいつ……噂通り、とんだ変態オヤジだっちゃ」
登坂未帆:「おお……」
登坂未帆:甘崎の様子にちょっと気圧される。
“地球意思”:「ふ、ふふふ……兄者がそう容易く捕まるものか」
羽佐間カオルコ:そっと登坂さんの前に立ち自分の体で視線を遮る
“地球意思”:「兄者は賢い。我には思い付かぬような策略を操る」
甘崎藍:「こちらを聞いてもまだ信じられませんか。」取り出すのはボイスレコーダー。
甘崎藍:宇宙意思の音声が丁寧に再現されている。聞こえてくるのは悲鳴や何かを殴る音。
久野 肇:(全く、大した準備でありますな)感心する表情をマフラーで隠して。
“地球意思”:「ぬう」
“地球意思”:「なんたる非人道的な真似を」
甘崎藍:「人道的というのは時に障害になりえます。我々の第一目標は市民の保護、市の安全です。」
“地球意思”:「……我が知っていることと言っても」
“地球意思”:「兄であり、理想を共にする同志であるという以外にはさほど無い。行動は別にしていたし、何より兄者の考えなど我には読めぬ」
登坂未帆:「……」
登坂未帆:目を細め甘崎を見る。UGNらしい甘崎の合理的な行動に、作戦として納得はするも感情的には少し引く。
“地球意思”:「兄者が事を起こしたのならば、きっと恐るべき狡知をもってお前たちを翻弄するであろう」
“地球意思”:「例えば……」
“地球意思”:「流通しているドッグフードにオーヴァード化を促す薬物を混入して……」
“地球意思”:「巨大化した新世界の使徒たちの力により混乱を巻き起こすとか……?」
“地球意思”:頑張って考えている様子。
甘崎藍:思わず周囲の3人に顔をあわせる。あり得るのではないか?
久野 肇:「……じゃああのワンちゃんたち、全員しっかりアニマルオーヴァードでありますか……」
羽佐間カオルコ:「……この世でもっとも“宇宙意思”に近い男の発言だし……現に大混乱が起きてる」
登坂未帆:「信憑性はありそうっちゃ」
甘崎藍:「分かりました。ご協力ありがとうございました。」
甘崎藍:「あぁ、それと。」
“地球意思”:「あっ」
“地球意思”:「本当にそうなっているのか」
“地球意思”:「…………」
羽佐間カオルコ:(あ、言っちゃった………)
甘崎藍:「宇宙意思に関しては現在捜索中です。あのようなことはは行っていないのでご安心を。」
登坂未帆:(やっぱりこの牢には犬の鳴き声も届かねぇようだっちゃ)
甘崎藍:「そして、我々は事件の再発を許しません。しかるべきルートで今後そのようなことが起きないようにします。」
甘崎藍:「...あなたが考え付き、実行しようとしても...。お分かりですね?」
“地球意思”:「…………」
“地球意思”:「我は地球意思」
“地球意思”:「この地上を真の支配者……犬族に返却する時が来たのだ」
羽佐間カオルコ:「心を閉ざしやがった!」
甘崎藍:「行きましょう。報告せねばなりません。」席を立つ。
羽佐間カオルコ:「手がかりも手に入ったことだしね……アディオス、……いや、もう会わないだろうから……アデュー!」
登坂未帆:「女に対する言動は、もうちょいアニキを参考にしろっちゃ」
登坂未帆:部屋から出て行く。

GM:---

GM:シーン終了。ロイス取得と購入が可能!
久野 肇:ロイスは保留。購入はUGNボディアーマー狙いで。
久野 肇:3dx>=12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 10[2,9,10]+8[8] → 18 → 成功

久野 肇:装備します。
羽佐間カオルコ:ロイス取得! 久野 肇 〇忍者…鎖鎌…(ワクワク)/恐怖
登坂未帆:ロイスは保留で。UGNボディアーマー購入判定!
登坂未帆:2dx+3>=12
DoubleCross : (2R10+3[10]>=12) → 6[4,6]+3 → 9 → 失敗

登坂未帆:以上!
甘崎藍:ロイス保留!ボデマください!
甘崎藍:2dx+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 5[1,5]+4 → 9

甘崎藍:以上!しっぱい!
羽佐間カオルコ:購入は着ぐるみ狙います
羽佐間カオルコ:2dx+3>=14
DoubleCross : (2R10+3[10]>=14) → 4[1,4]+3 → 7 → 失敗

羽佐間カオルコ:失敗!終わり!

Middle4

GM:例によってシーンプレイヤーは甘崎さん!ほか自由!
甘崎藍:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 6[6]+51 → 57

久野 肇:久野 肇の侵蝕率を+10(1D10->10)した(侵蝕率:67->77)
登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+1(1D10->1)上昇 (侵蝕率:62->63)
羽佐間カオルコ:62+1d10
DoubleCross : (62+1D10) → 62+1[1] → 63


GM:---

使用技能:<情報:UGN,噂話>
目標値 :8
プライズ:4/8
シーン数:3/6

GM:状況はこう!
GM:判定どうぞ!
甘崎藍:4dx10+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 9[6,9,9,9]+2 → 11

羽佐間カオルコ:コネUGN幹部使用!
久野 肇:情報:噂話にコネ:噂好きの友人(サヴィ)乗っけてさらに自動巡回ソフト!7つ!
久野 肇:7dx>=8
DoubleCross : (7R10[10]>=8) → 7[1,2,2,6,6,7,7] → 7 → 失敗

GM:ニンジャーッ
羽佐間カオルコ:4dx+1>=8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 10[2,5,5,10]+1[1]+1 → 12 → 成功

登坂未帆:2dx+5>=8 情報収集チーム使用!これで打ち止め。
DoubleCross : (2R10+5[10]>=8) → 8[7,8]+5 → 13 → 成功

GM:プライズ6/8!
GM:今回も情報は一つ追加。

【“鍵”について】
“宇宙意思”は現在、市内で何かを探し回っている。
それは彼が“鍵”と呼ぶもので、この事態をさらに進展させ、犬族の支配を実現させるためのもののようだ。

GM:---

GM:君たちは施設を出て──当然のように押し寄せてくる犬たちの群れをなんとかやり過ごし、人気のない街の一角で束の間の休息を取っていた。
本堂さくら:『お疲れ様です』二重の意味を込めてオペレーターが言う。
本堂さくら:『いかがでしたか? 聴取の首尾は』
甘崎藍:「お疲れ様です。上々ですね」
登坂未帆:「思考回路は兄弟で同じだったっちゃ。……一部以外は」
久野 肇:「澄んだ瞳で大分こう……アレな御仁でありましたな……」
羽佐間カオルコ:「……ペットフードにαトランスの類似品を混入させてる可能性がある……」
羽佐間カオルコ:「得られた中で一番大きな収穫はソレだよね?甘崎クン」
甘崎藍:「はい、少々頭の回る相手のようです。根回しは徐々に済んでいますが、購入後のフードに関してはきりがありません...」
本堂さくら:『αトランス……』通信音声にキーボードの打鍵音が混じる。あまりリズムは早くない。
本堂さくら:『……主にFHが用いるオーヴァード化薬ですか。あの工場でそんなものを』
甘崎藍:「不良品回収、として動いてはいますし、徐々に犬の異常発生もおさまるとは言えますが。やはり根本に打撃を与えねばなりませんね。」
本堂さくら:『ええ。そちらの対処はまた別口で行います』
久野 肇:「"宇宙意志"をさくさく締め上げられればラクなのでありますが……」
本堂さくら:『皆さんは引き続き“宇宙意思”の捜索を……』
GM:と、その時。
甘崎藍:「はい、そのつもりですが...」何か感じる。
“宇宙意思”:「どこだ……どこにいる新世界の“鍵”よ……!」
“宇宙意思”:道路を挟んで反対側の路上、スキンヘッドにタンクトップ姿の男。
“宇宙意思”:手には何かトランクのようなケースを持っている。
登坂未帆:「噂をすれば……だっちゃ」
甘崎藍:「...あまりにも不用心すぎる」
久野 肇:「……あッ居たッ!?」
羽佐間カオルコ:「アレってさっきのヤツ……」
羽佐間カオルコ:「じゃないか、そっくりな兄の方か!」
甘崎藍:「本堂さん、対象を発見しました。」
本堂さくら:『えっ……!?』
本堂さくら:『ほ、捕縛をお願いします!』
甘崎藍:「分かりました。奇襲を仕掛けます。」
羽佐間カオルコ:「ボクは反対側から行こう……挟み撃ちの形になるな……」
登坂未帆:「……アタシも反対から回る」
久野 肇:「こっちからは任せるでありますよっ」じゃらりと鎖鎌を取り出し、構える。
登坂未帆:「顔知られてない奴が先に近づくっちゃ」
登坂未帆:久野の顔をちらりと見る。
甘崎藍:「よろしくお願いします。追い込むので、追撃を。」銃を抜く。
甘崎藍:近くに丁度いい路地がある。そこに追い込むつもりだ。
登坂未帆:「……」
登坂未帆:地球意思に言われたことを思い出してしまう。首輪……四つん這い……じゃれつく……
久野 肇:「りょーかいでありますよ、ミホちゃん」構えた鎖鎌をぱっと袖の内に隠す。
“宇宙意思”:「犬族の栄光……新世界秩序……」君たちにはぜんぜん気付いていない。
久野 肇:「?」なにかな? という顔
登坂未帆:「っ!お、おう……」ぱっと顔を久野からそらす。少し頬が赤い。
甘崎藍:「カウントします。3、2、1!」
久野 肇:カウントに合わせ近づく。直前まで、何食わぬ顔で、ただの一般市民のように。
登坂未帆:羽佐間の隣で拳を握る。
久野 肇:ゼロ、のタイミングで、鎖鎌を抜き放つ。
羽佐間カオルコ:物陰に、まるで本物の影のように潜み──
“宇宙意思”:「おや」久野さんの接近にそちらを見て。
“宇宙意思”:「ニンジャめいた少女……忍犬……?」
甘崎藍:カウントとともに3発。わざと至近弾でかすめる程度に。
久野 肇:「御覚悟っ!!」首筋に巻き付く軌道で、鎖鎌を投げ放つ。
羽佐間カオルコ:キ ィ ン
羽佐間カオルコ:コインを放つ 影が形を変え、その現身であるコインを姿を変える
羽佐間カオルコ:(………貫け、《ロンギヌス》ッ!!!)
登坂未帆:コインの後に続くように襲い掛かる!
“宇宙意思”:「ぬおおおっ!」全身にあちこち掠らせながらも辛うじて回避! 機敏なのだ!
“宇宙意思”:「き、きさまら……!」
“宇宙意思”:「街中でいきなり凶器を振るうとは常識が無いのか……!」
久野 肇:「ぬ、聞きしに勝る俊敏さ……!!」ひゅんひゅんと、アテの外れた鎖鎌を回す。
甘崎藍:「犬を巨大化させて暴れるあなたに言われる筋合いはありませんね。」追う。路地へ追い込む。
久野 肇:「街中のワンちゃんをいきなりでっかくする方がどう考えても常識知らずでありますよ!!」
登坂未帆:「今度こそお縄についてもらうっちゃ」
羽佐間カオルコ:「自称“宇宙意思”が常識を語るのかい!?」俊敏さにも困惑
“宇宙意思”:「ふん……! それはそうだろう」逃げる。甘崎さんの意図通りに路地へ。
“宇宙意思”:「我が築くは新たな秩序。既存の観念には縛られぬ」
“宇宙意思”:「そしてこの状況は、未だ新世界の入り口に過ぎぬ」
甘崎藍:「話は支部でじっくり聞きますよ。」走りながら撃つ、撃つ。当てずにかすめさせる。
登坂未帆:「ご高説だけならご立派だっちゃ」
“宇宙意思”:「“鍵”を手に入れた暁には」ぴょんぴょん跳んで銃弾を避ける。
“宇宙意思”:「もはや揺るがし得ぬ新世界が訪れ、地上は犬族の栄華の舞台となるだろう……!」
羽佐間カオルコ:(”鍵”……?)
甘崎藍:(鍵、オーヴァードとしての能力を向上させる何かだろうか。)
登坂未帆:「ようはさらにデカイ犬どもを増やすってことだべ? そうはいかねぇっちゃ!」
羽佐間カオルコ:(これから手に入れるってことはまだ“宇宙意思”の手中にも無い……ってことでいいんだな?)
甘崎藍:「分かりました。後は支部でお聞きしますよ。」銃の照準を膝に。
甘崎藍:確実に当てる。集中し、狙い撃つ!同時に三発!
久野 肇:「今度は逃がさないでありますよ……!」鎖鎌を両手に。銃弾のタイミングにあわせ、遠心力を乗せたそれらを、投擲!!
“宇宙意思”:「おげはぶっ!」此度は全てが命中!
登坂未帆:「……!」首元のテープをはがそうとするが……
“宇宙意思”:もんどり打って転倒し、自分の走行の勢いのままにごろごろと転がる!
羽佐間カオルコ:「やったか?」
甘崎藍:近づき、捕縛を試みる。
甘崎藍:「鍵のことも、薬剤のことも、すべて話して貰いますよ。」
“宇宙意思”:「し……し……」
“宇宙意思”:「新世界の使徒たちよーッ!」叫ぶ!
GM:……地響きがする。
GM:おお、見よ! 宇宙意思を挟んで前方、路地を埋め尽くすほどの大群となって現れたのは……!
でかいコリー:「ワン!」
でかいゴールデンレトリーバー:「ワンワン!!」
でかいドーベルマン:「ウォフウォフウォフッ!!!」
羽佐間カオルコ:「ワンちゃん!」
普通サイズの狼:「グルルル」
GM:──犬!
甘崎藍:「狼?まさか誤食したのか?」
甘崎藍:「市内に狼は厄介ですね...どうします?」
GM:判断を挟む間もあればこそ。
登坂未帆:「デカい犬も普通の狼もヤバさは大して変わんねぇべ」
登坂未帆:「それより、あの数……!」
GM:一部を除いて巨大化した毛玉たちが、さながらモザイク模様の津波となって君たちを飲み込み、押し流す!
羽佐間カオルコ:「このままじゃ飲み込まれ───」
登坂未帆:「うああああああ!!」
久野 肇:「うわーっ!! もふもふでありますーっ!!」ニンジャ判断力でなんとか踏みつぶされる致命傷などを避けながら。
“宇宙意思”:「フハハハハーッ!」一方、こちらは群れの背中に飛び出し、器用に片足で跳び渡って逃げ去る。手には変わらず持ったままのトランクケース。
甘崎藍:「しまっ!」骨や頑丈な部分に当たらないように防御するがもふもふには耐えられない!
羽佐間カオルコ:「あッモフッてする───」
“宇宙意思”:「さらばだ旧世界の従僕たちよ!」
甘崎藍:「あのトランクケースをだれか!」
“宇宙意思”:「もう会うことはないだろう……!」
登坂未帆:「うう……」
登坂未帆:犬たちの突撃によりダメージを負い仰向けに倒れている。
久野 肇:「ミ、ミホちゃん! 大丈夫でありますか!?」手を差し伸べる。
登坂未帆:「うっ……?」差し出された手を見る。しかし……
登坂未帆:「……ひとりで、立てるっちゃ……ううっ」
登坂未帆:一人で立とうとするがふらついている。
久野 肇:「……ん。困ったときはお互い様、でありますよ」ぐい、と勝手に肩を貸して。
登坂未帆:「!……悪い。さっきは、何も力になれねがった」
登坂未帆:支えてもらいながら、感謝より謝罪の言葉を述べる。
久野 肇:「なぁに、これからでありますよ。ミホちゃんの力が必要になる時が、絶対来るであります」
登坂未帆:「おめぇ……」目を見開き久野の顔を見る。
登坂未帆:「ちっちぇな……」
久野 肇:「……自分も、お役に立ててなかったでありますからな。一緒に挽回、でありま……」
久野 肇:「そーゆーこという空気じゃなかったでありましょう!?」
久野 肇:「気にしてるんでありますよぉ背も胸もちっちゃいの!! クノイチ的に!!」
登坂未帆:「……ふふっ、そんなの気にすることねぇべ。女はタッパじゃねえ。ファッションだっちゃ」
登坂未帆:少し穏やかな表情になる。
登坂未帆:「あんだけ自分の得物振り回せるなら、十分だっちゃ」
登坂未帆:(それに比べて、アタシは……)首元を押さえる。
久野 肇:「……まだ、終わってないから。やるなら次、でありますよ」
登坂未帆:「……おう。……もう、一人で歩ける」
登坂未帆:久野から離れる。
久野 肇:「ん。わかったでありますよ」マフラーの下、笑顔を作って。
登坂未帆:「これでも身体は頑丈だっちゃ」
登坂未帆:肩をぐりぐりと回した後、久野に振り向いて。
登坂未帆:「おめぇのダチ、取り戻さねぇとな」
久野 肇:「! はい! であります!」

GM:---

GM:シーン終了。ロイス取得と購入が可能!
甘崎藍:ボデマくれおやっさん!
甘崎藍:2dx+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 9[3,9]+4 → 13

登坂未帆:久野さんにロイス取得。◯信頼/嫉妬
甘崎藍:まいど!装備してロイスは保留!
久野 肇:仲間/登坂未帆/〇友情/不安 でロイス取得! これで満杯!
登坂未帆:UGNボディアーマー購入判定!
登坂未帆:2dx+3>=12
DoubleCross : (2R10+3[10]>=12) → 6[1,6]+3 → 9 → 失敗

登坂未帆:財産点入れても届かない。以上!
久野 肇:購入はUGNボディアーマーチャレンジで。
久野 肇:3dx>=12
DoubleCross : (3R10[10]>=12) → 7[1,4,7] → 7 → 失敗

久野 肇:しっぱい。いじょうで。
羽佐間カオルコ:ロイスの感情を書き換えます! 巨大犬の群れ モフモフ/〇デカい…
羽佐間カオルコ:購入は着ぐるみ狙い!
羽佐間カオルコ:2dx+3>=14
DoubleCross : (2R10+3[10]>=14) → 9[4,9]+3 → 12 → 失敗

羽佐間カオルコ:財産点2点使って成功させます!ボデマ脱いで装備!
羽佐間カオルコ:残り財産4!以上!

Middle5

GM:おそらく最後の情報収集シーンです。シーンプレイヤーは甘崎さん。ほか登場自由!
久野 肇:久野 肇の侵蝕率を+3(1D10->3)した(侵蝕率:77->80)
甘崎藍:1d10+57
DoubleCross : (1D10+57) → 6[6]+57 → 63

羽佐間カオルコ:63+1d10
DoubleCross : (63+1D10) → 63+8[8] → 71

登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+3(1D10->3)上昇 (侵蝕率:63->66)

GM:---

使用技能:<情報:UGN,噂話>
目標値 :8
プライズ:6/8
シーン数:4/6

GM:今回も判定から!
久野 肇:情報:噂話、コネ:噂好きの友人(サヴィ)、自動巡回ソフト、DB2つでダイスが8つの固定値ナシ!
久野 肇:8dx>=8
DoubleCross : (8R10[10]>=8) → 10[2,4,7,7,8,9,9,10]+7[7] → 17 → 成功

久野 肇:これがニンジャ諜報力
甘崎藍:4dx10+2
DoubleCross : (4R10+2[10]) → 8[3,6,7,8]+2 → 10

羽佐間カオルコ:有能くのいち!
甘崎藍:UGNコネ!ダイスが増えるぞ!
登坂未帆:2dx+3 DB込み素振り!
DoubleCross : (2R10+3[10]) → 8[1,8]+3 → 11

羽佐間カオルコ:コネ:UGN幹部使用!
羽佐間カオルコ:4dx+1>=8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 8[6,7,8,8]+1 → 9 → 成功

GM:では見事プライズ8/8!

GM:---

GM:一度は追い詰めかけたものの、“宇宙意思”は再び逃げてしまった。
GM:君たちは再度の追跡を行っている。
本堂さくら:『……あんなことをできる人間もいるなんて』唸るような声。
本堂さくら:『どうしましょうか。手掛かりは途絶えてしまいましたが……』
甘崎藍:「確かそんな能力のオーヴァードがいたはず、です」
甘崎藍:「手がかりであれば、こちらが。」
本堂さくら:『と言うと?』
久野 肇:「あるでありますか!? 手がかり!!」もふもふの津波で制服に付いた極大の犬毛を払いながら。
甘崎藍:トランクケースにビーコンを仕掛けておきました。
甘崎藍:「そのビーコンから居場所を特定できるかと。いまPCに情報を送りました。」
羽佐間カオルコ:「あ、コロコロ貸してあげようか?」既に自分の服をコロコロし終え、久野へ
登坂未帆:「いつの間にそんなもん……」驚きと同時に感心。
久野 肇:「ありがとうございます、羽佐間殿……!」コロコロのサイズ感に見合わないめっちゃでかい毛がくっついていく。
甘崎藍:「油断を誘うことによって、より勝利を導くことができますから。」
本堂さくら:『……凄い。流石です』
登坂未帆:「どこまでも計算づくってわけかや……」なんか不満そう。
本堂さくら:『反応受信しました。これは……』
本堂さくら:『……市街の公園ですね。それほど離れていません』
甘崎藍:「向かいましょう。じきにこの件も片付きそうです。」
羽佐間カオルコ:「ビーコンによる追跡ってのはそれに気付かれて逆におびき出される…ってのがよくある話で」
登坂未帆:「ん……」羽佐間の話を興味深そうに聞く。
羽佐間カオルコ:「そうならない内にとっとと捉えないと、だ」
久野 肇:「相手が気づく前にさっくり行ってしまえば万事オッケーということでありますな」うんうんと頷く。
甘崎藍:「彼にそのような気づきがあるとは思えませんが...。奇襲込みで攻撃を仕掛けましょう。」
羽佐間カオルコ:「毛づくろいが終わったら早速向かおう……ほら、甘崎クンも」
登坂未帆:「今度は逃がさねえっちゃ……」
登坂未帆:決意を秘めた瞳。
羽佐間カオルコ:「もしかしたら犬の毛のニオイで気づかれるかもだし…」甘崎さんにコロコロする
甘崎藍:「ははは、すみません。ありがとうございます。」少し笑って。
甘崎藍:「では。今度こそ捕縛しましょう。」
甘崎藍:「行きます!」
GM:君たちはビーコンの反応に従い、公園へと赴く。
GM:結果的に、それは騙し討ちなどではなかった。“宇宙意思”の姿が確かにそこにある。

GM:---

GM:シーン終了。ロイスと購入どうぞ!
久野 肇:ロイスは満杯! 購入はUGNボディアーマー!
久野 肇:4dx>=12
DoubleCross : (4R10[10]>=12) → 5[2,3,3,5] → 5 → 失敗

甘崎藍:ロイス保留!
久野 肇:失敗で以上!
登坂未帆:ロイスはもう取れないので、UGNボディアーマー購入判定!
登坂未帆:2dx+3>=12
DoubleCross : (2R10+3[10]>=12) → 9[2,9]+3 → 12 → 成功

登坂未帆:取得して装備します。以上!
羽佐間カオルコ:ロイス書き換え! 甘崎藍 〇硬い子だなぁ…コロコロしちゃおう/不安
甘崎藍:お買い物は迷ってますね...応急買うかなあ
羽佐間カオルコ:ミドルあるし応急買い時かな
甘崎藍:2dx+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 10[6,10]+9[9]+4 → 23

甘崎藍:!?
羽佐間カオルコ:購入は応急手当キット!
羽佐間カオルコ:2dx+3>=8
DoubleCross : (2R10+3[10]>=8) → 2[2,2]+3 → 5 → 失敗

羽佐間カオルコ:失敗!以上!

Middle6

GM:実はミドル戦闘があります。
GM:シーンプレイヤーは甘崎さん!
GM:他は自由ですが出た方がいいんじゃないかな?
久野 肇:出るぞ!
久野 肇:久野 肇の侵蝕率を+3(1D10->3)した(侵蝕率:80->83)
甘崎藍:1d10+63
DoubleCross : (1D10+63) → 10[10]+63 → 73

登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+4(1D10->4)上昇 (侵蝕率:66->70)
羽佐間カオルコ:71+1d10
DoubleCross : (71+1D10) → 71+2[2] → 73


GM:---

GM:市街地 公園
GM:犬たちによる喧騒も、この場所においては少し遠い。
GM:そこで君たちは、再び“宇宙意思”と相対している。
“宇宙意思”:「おのれ」
“宇宙意思”:「こうも早く追い付かれようとは」
“宇宙意思”:ベンチに座って傷に包帯を巻いていた。
甘崎藍:「追いかけっこもここまでにしましょうか。犬と遊んでいるのではないのですから。」
久野 肇:「今度こそ、逃がさないでありますよ……!!」鎖鎌を構え。
羽佐間カオルコ:「わりかし効いてたみたいだな…オーヴァードならちょっとの怪我はすぐ直せる…その包帯は飾りじゃないだろ?」
登坂未帆:「今度は、本気だっちゃ……!」
“宇宙意思”:「やむを得まい……奥の手を見せてやろう」トランクケースを持って立ち上がる。
“宇宙意思”:「来たれ! 新世界の──聖騎士!」
本堂さくら:『っ! 強力な反応が接近しています!』
羽佐間カオルコ:「ッ!これまでとは格が違うってことか!」
久野 肇:「今度は何がくるでありますか?」頭の中でいろんなワンちゃんが通り過ぎる。
甘崎藍:「予想が付きません、構えてください!」
GM:突風が生じる。
登坂未帆:「っ……!」腕で風をガードする。髪とスカートがなびく。
GM:巨大な影が君たちを背後から飛び越し、“宇宙意思”の傍らに降り立つ。それは──
巨大ミカヅキ丸:「ウーーーッッッ……」
巨大ミカヅキ丸:双眸にひときわ敵意をみなぎらせた柴犬と。
都城サエコ:「うう……目が……ぐるぐる……」
都城サエコ:その口に咥えられた少女の姿。
久野 肇:「みっ、ミカヅキ丸殿!!……そして、サエちゃん先輩!!!」
久野 肇:「おやつになってなくてなによりであります、サエちゃん先輩!!」
甘崎藍:「本堂さん、誘拐された一般人を確認しました」
甘崎藍:「保護、それと大型の犬の対処に当たります!」
巨大ミカヅキ丸:「ぺいっ」頭を振って都城サエコを吐き出し、君たちに向けて放り投げる。
久野 肇:「うわわっ」受け止める。ちょっとよだれで湿っぽい。
甘崎藍:「...保護、完了しました。」
登坂未帆:「あれが久野のダチとその……ペット?」
登坂未帆:あまりの異形に言葉を失う。
“宇宙意思”:「そう……彼こそは聖騎士」
“宇宙意思”:「薬物を生産していたらたまたま出来が良くなったものがあったので」
“宇宙意思”:「なるべく健康な犬に食べさせようと思い、高級なドッグフードに混入させておいたのだ」
羽佐間カオルコ:「たまたまかよッ!?!」
久野 肇:「り、理由がふわふわ!! そしてちゃんといいもの食べてたでありますなミカヅキ丸!!」
甘崎藍:「偶然の産物にしてはよくできていますね..」
“宇宙意思”:「まさに運命の導きと言えよう」
久野 肇:「偶然を運命と呼ばないでほしいでありますな……」
都城サエコ:「……嫌われてたんじゃなくてよかったです……」
甘崎藍:「ただの幸運でしょう。原子の働きにたまたま良い効果をもたらしたにすぎません。」
本堂さくら:『……こちらにとっては何とも不運ですが』
本堂さくら:『レネゲイドの……暴走状態、にあるようです』
本堂さくら:『うまく鎮圧してください。可能でしょうか』
甘崎藍:「そこまでとは。対象の脅威判定をレベル4へ。」
甘崎藍:「可能です。私一人ならばともかく4人であれば。」
羽佐間カオルコ:「……じゃあ、ミカヅキ丸クンにはちょっと手荒な真似をすることになってしまうけど……」都城サエコへ目を向け
久野 肇:「任せるでありますよ。……サエちゃん先輩、ちょっと強めにしつけをするでありますが、ご勘弁を」
登坂未帆:「ぶん殴って、目ぇ覚まさせてやればいいってことかや。やってやるっちゃ……!」
都城サエコ:「は、はい。すみませんがよろしくお願いします!」

GM:---

GM:ミドル戦闘です。配置は以下。

[10]巨大ミカヅキ丸
(10m)
[11]羽佐間、[6]久野、[6]登坂、[5]甘崎

GM:また、NPCカードが使用可能です。

都城サエコ
《待て》
巨大ミカヅキ丸が判定を行う直前に使用する。その判定は失敗となる。
このシナリオ中に1回のみ使用できる。

羽佐間カオルコ:嬉しい!
GM:それではセットアップから!
GM:このタイミングのエフェクトなどがあれば使いな!
久野 肇:《狂想の旋律》Lv5。
久野 肇:対象:範囲(選択)。対象はこのラウンド中の攻撃力+15と引き換えにBS:暴走。任意で拒否可能。
久野 肇:侵蝕+5して88まで。
久野 肇:自分は受けます。
久野 肇:他PCの皆も受けるか選んでね。
甘崎藍:受けない!
羽佐間カオルコ:ありがたくいただきます!暴走!闇夜ニ狂イ咲ク……!
登坂未帆:効果受けます!こちらはセットアップエフェクトなし!
甘崎藍:セットアップ《ターゲットロック》lv2
甘崎藍:対象:単体。攻撃力に+6
甘崎藍:侵蝕+2して75
甘崎藍:以上です!
GM:ではイニシアチブプロセス。
GM:割り込み等なければ行動値11の羽佐間さんから。
久野 肇:こちら割り込みなしで。
登坂未帆:とくにないです!
甘崎藍:なし!
羽佐間カオルコ:ボクもなし!
GM:羽佐間さんは着ぐるみ装備してたので行動値が-1されて10
GM:巨大ミカヅキ丸と同値でしたが
GM:同値の場合はPC優先なのでやはり羽佐間さんから。行動どうぞ!
羽佐間カオルコ:確認遅れてすみませんでした!ボクのターン!
羽佐間カオルコ:マイナーアクション!ストライクチップ起動!
羽佐間カオルコ:攻撃判定ダイス+2!
羽佐間カオルコ:メジャーアクション!
羽佐間カオルコ:コンボ:来たれ、《オルトロス》 コンセントレイト:ウロボロス+原初の赤:風鳴りの爪
羽佐間カオルコ:対象は巨大ミカヅキ丸!射撃攻撃!
GM:こい!
羽佐間カオルコ:7dx+4@7
DoubleCross : (7R10+4[7]) → 10[5,6,7,7,8,9,10]+10[2,3,4,7,9]+4[3,4]+4 → 28

巨大ミカヅキ丸:ドッジ!
巨大ミカヅキ丸:5dx>=28
DoubleCross : (5R10[10]>=28) → 8[2,6,7,8,8] → 8 → 失敗

GM:ダメージどうぞ!
羽佐間カオルコ:3d10+7+15+2d10
DoubleCross : (3D10+7+15+2D10) → 11[1,2,8]+7+15+4[2,2] → 37

羽佐間カオルコ:kokode
羽佐間カオルコ:ここで風鳴りの爪の効果!
羽佐間カオルコ:ダメージダイス3つえらんで振り直し 1と2と2
羽佐間カオルコ:32+3d10
DoubleCross : (32+3D10) → 32+18[10,1,7] → 50

羽佐間カオルコ:kuraina!
GM:なんという凶悪なエフェクトなんだ……
GM:かなり削れました。
羽佐間カオルコ:キ ィ ン
羽佐間カオルコ:宙をまうコインは影を落とし、その影は神羅万召(オムニア・シルヴァエ)の能力によって形を変える
羽佐間カオルコ:その姿は双頭の地獄の番犬───オルトロス!
羽佐間カオルコ:「飼い主を振り回すような悪い犬(コ)には……コワい目に遭ってもらうよ?」
羽佐間カオルコ:二つの口が同時に開き、咆哮
羽佐間カオルコ:その巨躯から放たれる叫びはそれだけで、他者の精神と肉体に恐怖と痛みを刻み込む!
オルトロス:「GRRRRRRRRRRRRRRRAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!」
巨大ミカヅキ丸:「ゥギャンッ!!」
巨大ミカヅキ丸:巨体が揺らぐ。効果のほどは明らかだ。
羽佐間カオルコ:侵蝕率+5 78 対抗種ダメージ3点 HP22
GM:では続いて行動値10、巨大ミカヅキ丸の手番。
巨大ミカヅキ丸:マイナー無し。オートで自身に《援護の風》《ウィンドブレス》。直後の判定のダイス数と達成値を増加。
巨大ミカヅキ丸:そしてメジャーで《サイレンの魔女》。対象はPC全員!
久野 肇:これは飼い主に頑張ってもらいましょうか……?
登坂未帆:それがよいでしょう
羽佐間カオルコ:お宅のワンちゃんうるさいんですけど!躾はちゃんとしてるのかしら?!
GM:NPCカードの使用かな!
羽佐間カオルコ:使用します!
登坂未帆:同意!
GM:オーケー!判定は失敗!
巨大ミカヅキ丸:「スゥーーーーッ……」大きく息を吸い込む。
巨大ミカヅキ丸:久野さんに対して使用した空気弾。それをより大規模な形で放とうとして──しかし。
都城サエコ:「ミ、ミカヅキ丸ーっ!」
都城サエコ:未だ眩暈の残る状態でふらつきながらも、そちらに向けて手を突き出す。
都城サエコ:「“待て”!!」
巨大ミカヅキ丸:「ワ゛ォッ……!?」
巨大ミカヅキ丸:電流に打たれたかのように、上げかけた咆哮がぴたりと止まる。
登坂未帆:「危ねぇっちゃ!……おお」都城に声を掛けるもそのしつけに驚嘆する。
羽佐間カオルコ:「一番効くのはご主人さまの声か…そりゃそうか!」少し嬉しそうに
“宇宙意思”:「どうしたというのだ、聖騎士よ」
“宇宙意思”:「己の使命を思い出せ!」
巨大ミカヅキ丸:「ウウウウ……」
都城サエコ:「はーっはーっ……」
都城サエコ:「う゛っっっ」口元を抑え、君たちに背を向けて屈みこむ。
GM:イニシアチブ!
GM:行動値6、久野さん及び登坂さん。どちらが先に動くか決めてくださいな
登坂未帆:では未帆から動きます!
GM:承知!
登坂未帆:マイナーアクション!《骨の剣》《死招きの爪》発動!
登坂未帆:エフェクト使用。登坂未帆の侵蝕率が+6上昇 (侵蝕率:70->76)
登坂未帆:今の自分の身体は嫌いだ。
登坂未帆:拳が強すぎて、気軽に喧嘩もできやしない。
登坂未帆:おまけに、そんな身体にしやがったのは自分の母親だ。
登坂未帆:あんな人の手が加えられた力なんて、おめおめと使いたくなかった。
登坂未帆:でも──そんなのはつまらない意地だって、思い知った。
登坂未帆:ベリッ!と首元のテープをはがす。
登坂未帆:はがした部分には光る傷跡《シークレットポケット》。
登坂未帆:そこから、丸いパーツを取り出す。ヨーヨーのホイールだ。面には竜の横顔が描かれている。
登坂未帆:そして、指先から生成したストリングをホイールに巻き付け、必殺武器『激輪』が完成した!
登坂未帆:メジャーアクション!コンボ発動:「必殺トリック」《コンセントレイト:エグザイル》《伸縮腕》《大裁断》
登坂未帆:エフェクト使用。登坂未帆の侵蝕率が+7上昇 (侵蝕率:76->83)
登坂未帆:判定いきます!
GM:どうぞ!
登坂未帆:8dx+5
DoubleCross : (8R10+5[10]) → 8[3,4,5,5,6,6,7,8]+5 → 13

登坂未帆:すみませんコンセントレイト忘れました!
GM:振り直したまえ!
登坂未帆:8dx@8+5
DoubleCross : (8R10+5[8]) → 10[1,1,5,6,8,8,10,10]+10[5,6,9,10]+7[6,7]+5 → 32

巨大ミカヅキ丸:ドッジ!
巨大ミカヅキ丸:5dx>=32
DoubleCross : (5R10[10]>=32) → 3[1,2,2,3,3] → 3 → 失敗

巨大ミカヅキ丸:ひどい出目
GM:ダメージどうぞ……
登坂未帆:4d+25+15
DoubleCross : (4D6+25+15) → 15[6,2,5,2]+25+15 → 55

登坂未帆:6面になってますね。申し訳ない!
登坂未帆:6d10+25+15
DoubleCross : (6D10+25+15) → 29[3,8,10,5,2,1]+25+15 → 69

登坂未帆:ごめんなさいまた間違えました
登坂未帆:4d10+25+15
DoubleCross : (4D10+25+15) → 24[7,6,1,10]+25+15 → 64

GM:くっ……それは……
巨大ミカヅキ丸:倒れます。復活なし。
登坂未帆:おお!
羽佐間カオルコ:よし!
甘崎藍:お二人とも強い!お見事!
登坂未帆:では演出よいですか?
GM:どうぞどうぞ
登坂未帆:キュイィィィィン……
登坂未帆:ヨーヨーを伸ばし、ホイールを空転させ、体内から発するエネルギーをチャージする。
登坂未帆:長い眠りから覚めて、訳も分からないときから、こいつの訓練はさせられた。だから戦い方は分かる。
登坂未帆:「いくっちゃ……必殺トリック!」
登坂未帆:振りかぶり、ヨーヨーを放る!
登坂未帆:「ウォーク・ザ・ドッグ!!!(犬の散歩)」
登坂未帆:激輪が風を巻き上げ、大地に亀裂を残しながら走る!
登坂未帆:そして、巨大ミカヅキ丸の足元に来ると、軌道を上にそらし、あご下をアッパーした!
巨大ミカヅキ丸:「ギャフッ……!」
巨大ミカヅキ丸:前半身が浮き上がり、ぐらりと傾いで倒れ込む。
巨大ミカヅキ丸:地響き。巻き上がる砂塵の中、その巨躯がしゅるしゅると縮んでいく。
“宇宙意思”:「聖騎士……!」
登坂未帆:役目を終えた激輪が未帆の手元に戻る。
登坂未帆:「やったっちゃ……!」
甘崎藍:「...すごい、お見事です」
羽佐間カオルコ:「見事なお手前だ……さて、これであとは……」
久野 肇:「……お前ひとりでありますよ、"宇宙意志"!」

GM:---

GM:シーン終了。ロイス取得のみ可能。
GM:購入は今回は無しで!
久野 肇:ロイスはいっぱい! 以上!
羽佐間カオルコ:ロイス枠は埋まってます!
登坂未帆:ロイス取得不可!
甘崎藍:羽佐間さんロイス 強者〇/仕事に変更!

Climax

GM:全員登場です!
久野 肇:久野 肇の侵蝕率を+10(1D10->10)した(侵蝕率:88->98)
甘崎藍:1d10+75
DoubleCross : (1D10+75) → 10[10]+75 → 85

登坂未帆:シーン登場。登坂未帆の侵蝕率が+2(1D10->2)上昇 (侵蝕率:83->85)
羽佐間カオルコ:78+1d10
DoubleCross : (78+1D10) → 78+9[9] → 87


GM:---

“宇宙意思”:「おのれ……あと一歩」
“宇宙意思”:「“鍵”さえ見つかれば我が悲願は成ると言うのに」
“宇宙意思”:口惜し気に君たちを睨みつける。
甘崎藍:「ボール遊びはご満足いただけましたか。大人しく投降して下さい」
久野 肇:「これ以上街をめちゃくちゃにはさせないでありますよ!! 神妙にお縄に着くであります!!」
登坂未帆:「もうさっきのヤツのような戦力は残ってねみてぇだな」
“宇宙意思”:「一体どこにいると言うのだ……」
“宇宙意思”:「巨大化した新世界の使徒たちにやたらと懐かれる“鍵”……」
甘崎藍:(思い当たる節がありすぎる。なんだこれは。)
久野 肇:「……」じっ……と羽佐間さんを見る。
登坂未帆:「懐かれる……」こちらも羽佐間を見る。
羽佐間カオルコ:「『やたらと懐かれる』……?」
羽佐間カオルコ:「たしかにそんな存在がいれば犬を纏めてコントロールできるだろうが……」
羽佐間カオルコ:「そんな都合のいい存在が、果たして実在するとでも?」バァン
“宇宙意思”:「…………」久野さんと登坂さんの視線に気付く。
“宇宙意思”:「せいっ!」次の瞬間、所持していたケースを勢いよく開く!
“宇宙意思”:「目覚めよ! 王よーッ!」
久野 肇:「あっ動くなであります……」
GM:激しい閃光が場に満ちる!
登坂未帆:「ううっ」腕で光から目を隠す。
甘崎藍:「ッ!」顔を抑えるが間に合わない!
久野 肇:「うわっまぶしっ……」割と直撃!
羽佐間カオルコ:「目くらましとは卑怯な……」片目だけ抑えている
GM:ズッ ドオオオオオオオオオン!!!
GM:凄まじい衝撃と破砕音。
GM:そして。
GM:……濛々と立ち込める砂煙の中、天を衝くほどの巨大な影が身動ぎする。
GM:鈍く光る巨大な爪牙。生ける銀色の炎を獣の形に押し込めたかの如く揺らめく毛皮。世界全てへの敵意を漲らせる双眸は、鮮血と黄昏を映す真紅。
クソデカフェンリル:「……オォオオオオオ……」
クソデカフェンリル:大気を震わせる唸り声と共に君たちを見下ろす。
久野 肇:「……マジでありますかぁ……」その巨体を見上げながら。
甘崎藍:「あれは一体!?」
登坂未帆:「な……!?」開いた口が塞がらない。
羽佐間カオルコ:「記録資料で見たことがある…ジャーム化したアニマルオーヴァード……」
“宇宙意思”:「これこそが新世界秩序の体現者。“鍵”に呼応して目覚める犬族の王」
“宇宙意思”:「すなわち……」背後に聳え立つそれへと振り返り。
“宇宙意思”:「…………」
“宇宙意思”:「えっ怖……」
登坂未帆:「びびってんじゃねえかや!」
甘崎藍:「...は?想定外...?」
羽佐間カオルコ:「何?!”鍵”とやらは既にこの場に居るのか!?クソ、どこだ?」周囲を見渡している
久野 肇:「羽佐間殿もマジで言ってるでありますか?」
クソデカフェンリル:べしっと“宇宙意思”をはたく。
“宇宙意思”:「エポバァーッ!!」
“宇宙意思”:吹き飛び、公園の樹木の幹に頭から突き刺さって動かなくなる。
久野 肇:「うっ、"宇宙意志"が!!」
登坂未帆:「まあ、あれは、因果応報だべ……それよりも!」
甘崎藍:「ーあ...はい。もういいでしょう。ええ。すべて片付けましょう。」
本堂さくら:『……ええと』放心から復帰したような声。
本堂さくら:『経緯はともかく……非常に強力なレネゲイドの反応です』
本堂さくら:『油断しないでください』
甘崎藍:「ここまで訳の分からない展開もひさしぶりです。予測をして備えている私がばかのようです。」
甘崎藍:「はあ...片付けて、帰りましょう。えぇ」
登坂未帆:「……ハハッ、だから言っただろ。頭で考えるだけじゃわがんねって」
登坂未帆:気楽に笑みを見せながら甘崎に言う。
甘崎藍:「こればかりはどうしようもないですね...」
甘崎藍:苦虫を嚙み潰したような顔で。拳銃ではなくショットガンを背中の箱から取り出す。
羽佐間カオルコ:「超存在を目覚めさせ利用しようと思ったら第一の被害者になる……」
羽佐間カオルコ:「たまに遭遇する場面だけど……ちょっとこれはケタ違いだな……」クソデカフェンリルを見上げて
都城サエコ:「う、うわわわわ」こそこそと駆け寄り、元の姿になった愛犬を抱き上げる。
都城サエコ:「すみません、私荒事はからっきしなので……!」
都城サエコ:「退避しています! お気をつけて!」
久野 肇:「安心するでありますよ、サエちゃん先輩。なんたって自分、ニンジャでありますからな!!」
甘崎藍:「はっ...すみません、保護を忘れていました。もうすぐ人員が来ますのでそちらに。」
甘崎藍:「先ほどのように一点集中で火力を叩き込みます。周辺被害をここで食い止めましょう。」
登坂未帆:「わかりやすくて、いいこった!」
久野 肇:「相手が何であれ、平和を乱す輩には容赦しないでありますよ!」
甘崎藍:「この案件おそらく最後の戦いです。準備はよろしいですね?」
久野 肇:「はいっ!」
登坂未帆:「おう!」
羽佐間カオルコ:(ところで”鍵”っていったい誰なんだ……?)
クソデカフェンリル:「グ──オオオオオオオオッ!!!!」
クソデカフェンリル:空が震えるほどの咆哮。《ワーディング》と共に放たれたそれは、君たちの内のレネゲイドを強く揺さぶる。
GM:衝動判定です。目標値は9!
久野 肇:うおお意志で判定!
久野 肇:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 5[1,3,4,5] → 5 → 失敗

久野 肇:暴走!
久野 肇:久野 肇の侵蝕率を+7(2D10->5,2)した(侵蝕率:98->105)
羽佐間カオルコ:5dx>=9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 10[4,6,8,9,10]+9[9] → 19 → 成功

登坂未帆:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 10[3,4,9,10]+2[2] → 12 → 成功

羽佐間カオルコ:87+2d10
DoubleCross : (87+2D10) → 87+17[7,10] → 104

登坂未帆:衝動判定。登坂未帆の侵蝕率が+3(2d10->1,2)上昇 (侵蝕率:85->88)
甘崎藍:5dx+1
DoubleCross : (5R10+1[10]) → 9[2,6,6,8,9]+1 → 10

甘崎藍:2d10+85
DoubleCross : (2D10+85) → 2[1,1]+85 → 87

GM:クライマックス戦闘を開始します。初期配置は以下。

[18]クソデカフェンリル
(10m)
[10]羽佐間、[6]久野、[6]登坂、[5]甘崎

GM:セットアップから!
羽佐間カオルコ:なし!
クソデカフェンリル:こちらもなし。
久野 肇:《狂想の旋律》Lv5。
久野 肇:対象:範囲(選択)。対象はこのラウンド中の攻撃力+15と引き換えにBS:暴走。任意で拒否可能。
久野 肇:対象は自エンゲージのPC全員。
久野 肇:侵蝕+7してまで112まで。
登坂未帆:効果受けます。暴走。こちらはセットアップエフェクトなし。
久野 肇:既に暴走していても受けられる! ので自分は受けます。
羽佐間カオルコ:狂想の旋律もらいます!暴走!
甘崎藍:受けます!セットアップ!
甘崎藍:セットアップ《ターゲットロック》lv2
対象:単体。攻撃力に+6

甘崎藍:侵蝕+3で90.以上!
GM:ところで久野さんの《狂想の旋律》はレベル5ということですが
GM:なんか……あった気がするな……?
GM:侵蝕率が100%を超えると……何か……
久野 肇:おっと! 説明を忘れていましたね!!(完全にうっかり)
久野 肇:エフェクトは侵蝕率が100%を越えると…‥現在レベルが1上昇するのです!
甘崎藍:より強い力...
GM:なっ
GM:何だと……!?
久野 肇:つまり実は今、《狂想の旋律》はLv……6! 攻撃力の増加値も+18ということ!!
羽佐間カオルコ:隠された真実!
GM:+18だとォ~~~
GM:おのれ……せいぜい抵抗して見せるがいい人間め!
GM:というわけでイニシアチブ!
GM:何もなければ行動値18のクソデカフェンリルが最初に動きますが……
久野 肇:そうですね、1R目の間は割り込み無しでいようと思います。
羽佐間カオルコ:来な!
クソデカフェンリル:では動く!
登坂未帆:なにもないです
甘崎藍:こいっ
クソデカフェンリル:マイナーで《完全獣化》《破壊の爪》《究極獣化》《剛身獣化》《巨神獣化》《セントールの脚》《ハンティングスタイル》。
クソデカフェンリル:めちゃくちゃパワーアップした上でPCたちのエンゲージに移動します。

[18]クソデカフェンリル
[10]羽佐間、[6]久野、[6]登坂、[5]甘崎

クソデカフェンリル:そしてメジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《鬼の一撃》《獣の殺意》《増腕》。
クソデカフェンリル:PC全員に対して白兵攻撃。ドッジダイス-5個、ガードした場合はダメージ+10。
クソデカフェンリル:判定!
クソデカフェンリル:20dx7
DoubleCross : (20R10[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,4,4,5,5,6,7,7,8,8,8,8,9,9,10]+10[2,2,3,4,5,5,8,8,9]+10[3,8,9]+2[2,2] → 32

久野 肇:暴走しているので……リアクションが出来ない!!
クソデカフェンリル:そうだ!ではダメージ!
クソデカフェンリル:4d10+39+3d10
DoubleCross : (4D10+39+3D10) → 13[4,2,5,2]+39+10[1,7,2] → 62

クソデカフェンリル:装甲は有効!
久野 肇:二回死ねる! 《リザレクト》はもう侵蝕が100以上になっているのでできない! ので!
羽佐間カオルコ:14点軽減しても死!
久野 肇:甘崎さんのロイスをタイタスにし、昇華! 戦闘不能からの回復に使用! HP13で蘇生!
甘崎藍:がんばって~
登坂未帆:戦闘不能!リザレクト!
登坂未帆:登坂未帆は戦闘不能。HPを0に再設定。 (HP:38->0)
登坂未帆:リザレクト。登坂未帆のHPが+5(1D10->5)回復 (HP:0->5)
GM:甘崎さんも対象だよ!
登坂未帆:登坂未帆の侵蝕率が+5上昇 (侵蝕率:88->93)
甘崎藍:戦闘不能!リザレクト!
甘崎藍:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

甘崎藍:?
GM:すごい
羽佐間カオルコ:巨大犬の群れへのロイスをタイタスに昇華!HP11で復活!
甘崎藍:侵蝕+5で99!
甘崎藍:95!ミス!
甘崎藍:91!ミスミス!
クソデカフェンリル:「ガア──アアアアアッ!!」
クソデカフェンリル:突進し、踏み荒らすような攻撃。
クソデカフェンリル:はるか高みの眼差しからすれば豆粒ほどの大きさに見えるであろう君たちを、それでも執拗に踏み潰す。
甘崎藍:「ぐ...あっ...!」
久野 肇:「んっぎぎ……ニンジャは根性、でありますぅっ……!!」レネゲイドの昂りで再生機能は限界だ。ニンジャ精神力で戦意を保つ!
登坂未帆:「かはっ……」
登坂未帆:内蔵が潰れる。か細い息が口から漏れ、苦しい。しかし、身体は冷静に損傷箇所の再生を実行する。
羽佐間カオルコ:コインでできることにも限りがある。受け身を摂ろうとするも、たやすく粉砕される。
甘崎藍:ひしゃげた体が再生する。軋む。痛み。慣れている。あふれ出る衝動...。
甘崎藍:「...ははっ、やってやろうじゃない」
GM:イニシアチブを挟んで行動値10、羽佐間さんのターン!
羽佐間カオルコ:ボクのターン!ドロー!
羽佐間カオルコ:メジャーアクション!ストライクチップ起動! ダイス+2個
羽佐間カオルコ:マイナーでした
羽佐間カオルコ:ほんとのメジャーアクション!
羽佐間カオルコ:コンボ:噛み殺せ、《ケルベロス》コンセントレイト:ウロボロス+原初の赤:風鳴りの爪+原初の黒:フェイタルヒット
羽佐間カオルコ:9dx+4@7
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[1,1,2,5,5,6,8,9,10]+10[1,5,10]+2[2]+4 → 26

クソデカフェンリル:ガード。《イージスの盾》。
GM:ダメージどうぞ!
羽佐間カオルコ:3d10+7+18+2d10+4d10
DoubleCross : (3D10+7+18+2D10+4D10) → 22[8,6,8]+7+18+13[7,6]+28[3,7,9,9] → 88

GM:88-3d10-1 イージスの盾の効果量
DoubleCross : (88-3D10-1) → 88-12[8,3,1]-1 → 75

GM:それでもだいぶ食らうな……演出どうぞ。
羽佐間カオルコ:よし!
羽佐間カオルコ:キ ィ ン
羽佐間カオルコ:「しかしフェンリルまで出張ってくるとはね……」
羽佐間カオルコ:「ならこっちもそれ相応の”牙”で応えよう!」
羽佐間カオルコ:影は膨らみ、形を変え……
羽佐間カオルコ:《オルトロス》を超える巨躯を成す!
羽佐間カオルコ:「首が増えただけと侮るなかれ」
羽佐間カオルコ:「かわいいワンちゃんじゃない以上……”牙”も”爪”も解禁だ!」
羽佐間カオルコ:突風の如き速度で《ケルベロス》がクソデカフェンリルを襲う
羽佐間カオルコ:前足の爪を食い込ませホールド
羽佐間カオルコ:3つの首全てがフェンリルの喉元目掛け牙を剥く!
ケルベロス:「GRRRRRRRWAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAANNNNNNNNNNNNNNN!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
クソデカフェンリル:「グウ……オアッ!」首元が切り裂かれる。その巨体からすればごく小さな傷だが、その出血量は少なくない。
クソデカフェンリル:ブン、と頭を振り、《ケルベロス》を振り落とす。
GM:行動値6、久野さん及び登坂さん!
久野 肇:行動貰います。
久野 肇:マイナーアクション。
久野 肇:暴走を解除。
久野 肇:メジャー前に。
久野 肇:オートアクション。
久野 肇:「ウェポンケース」の効果で「レイジングブレイド」を装備。行動値-4して2へ。
久野 肇:メジャーアクション。
久野 肇:▼赤影一閃=「レイジングブレイド」+《吠え猛る爪》Lv2+《疾風迅雷》Lv4。
久野 肇:対象:単体、装甲無視ドッジ不可の攻撃。対象はクソデカフェンリル。
久野 肇:レイジングブレイドの効果起動。シーン1回、ダメージに+2D10。
久野 肇:妨害等なければ判定まで。
GM:どうぞ!
久野 肇:(3+3)DX-2 命中
DoubleCross : (6R10-2[10]) → 10[1,6,6,8,9,10]+7[7]-2 → 15

GM:ガード《イージスの盾》!
久野 肇:(1+2+2)D10+18+13 ダメージ
DoubleCross : (5D10+18+13) → 22[9,1,5,2,5]+18+13 → 53

久野 肇:装甲無視、ガード有効!
クソデカフェンリル:53-3d10-1
DoubleCross : (53-3D10-1) → 53-8[2,2,4]-1 → 44

クソデカフェンリル:装甲無視の分これもなかなか効く……!まだ立っています。
久野 肇:侵蝕+6して118まで。
久野 肇:演出!
久野 肇:「次は自分の番でありますな!!」両の手に鎌。片手に二振り、合計四刃。
久野 肇:クソデカフェンリルの脚を切りつけ、身を浮かせる。浮いた身でもう一度、引っ掛けるように身を浮かす。ざく。ざく。ざく!
久野 肇:《ケルベロス》が噛み付いた痕まで、その足を切り刻みながら登頂していく。そして。
久野 肇:「もってくでありますよ……久野流忍法、『赤影一閃』!!」手に持つ鎖鎌を井の字に組み合わせ、巨大な手裏剣とし。
久野 肇:ギャリリリリリリリ!! と音を上げながら、傷痕に抉り込むように投げ放つ!!
クソデカフェンリル:「ウウウォオオオオ……!」
久野 肇:鎖を引いて大手裏剣を回収しながら、遥か地上へ落ちていき。転がりつつ音もなく着地。ニンジャ受け身の為せる業だ。
クソデカフェンリル:さらに血が溢れ出る。四肢がたたらを踏み、公園の砂地に陥没孔を増やす。
GM:続いて登坂さん!
登坂未帆:マイナーアクション!《骨の剣》《死招きの爪》発動!
登坂未帆:エフェクト使用。登坂未帆の侵蝕率が+6上昇 (侵蝕率:93->99)
登坂未帆:再びヨーヨー『激輪』を構える。
登坂未帆:メジャーアクション!コンボ発動:「必殺トリック」《コンセントレイト:エグザイル》《伸縮腕》《大裁断》
登坂未帆:判定いきます
登坂未帆:9dx@8+5
DoubleCross : (9R10+5[8]) → 10[1,1,5,5,5,7,8,9,9]+10[8,9,9]+7[1,4,7]+5 → 32

クソデカフェンリル:これもガードして《イージスの盾》!
登坂未帆:ダメージいきます
登坂未帆:4d10+25+18
DoubleCross : (4D10+25+18) → 25[8,7,3,7]+25+18 → 68

クソデカフェンリル:68-3d10-1
DoubleCross : (68-3D10-1) → 68-16[6,1,9]-1 → 51

クソデカフェンリル:通常のフェンリルであれば倒れているが……まだ生存!
クソデカフェンリル:クソデカだから!
GM:演出どうぞ!
登坂未帆:「必殺トリック・昇竜打!」
登坂未帆:天へ投げた激輪が、竜のように舞いクソデカフェンリルへ突き進む。
登坂未帆:激輪が雲を突き抜けると、クソデカフェンリルのツラを拝む。
登坂未帆:そのまま一直線に、クソデカフェンリルの眉間へ天を貫く一撃がぶち込まれた!
クソデカフェンリル:隕石めいた一撃を受け、ふらつく。
甘崎藍:ウェポンケースから大型拳銃を出して装備!攻撃5、命中ー2!
甘崎藍:メジャー!
甘崎藍:コンボ:マケドニアシューター!《コンセントレイト:ノイマン》《マルチウェポン》《コンバットシステム》!
甘崎藍:侵蝕+8!99!
甘崎藍:判定!
甘崎藍:それに加えて零距離射撃!
甘崎藍:9dx-3@8
DoubleCross : (9R10-3[8]) → 10[2,3,3,3,5,5,7,8,10]+10[3,9]+10[10]+4[4]-3 → 31

クソデカフェンリル:これもガードして《イージスの盾》。
甘崎藍:ダメージ!
甘崎藍:4d10+36
DoubleCross : (4D10+36) → 17[3,8,5,1]+36 → 53

クソデカフェンリル:53-3d10-1
DoubleCross : (53-3D10-1) → 53-16[3,8,5]-1 → 36

クソデカフェンリル:まだ生存!
GM:演出をどうぞ。
甘崎藍:衝動が沸き上がる。
甘崎藍:細かく考えなくていい。体が弱点を分かっている。
甘崎藍:箱からショットガンを取り出し、そのままリロード。もう一方で拳銃を構え
甘崎藍:「ハハッ...!」
甘崎藍:放つ。撃つ。撃つ。撃つ。撃つー!流星のごとく撃ち込んでいく。的は大きい。撃てば打つほどダメージが入る。
甘崎藍:反撃なんぞ警戒すべきものではない。ただ目の前に向かって、ひたすら火力を撃ち込む!
甘崎藍:それはさながら、獣のようであった。
クソデカフェンリル:毛皮を硬質化させて耐えている。
クソデカフェンリル:動作自体は俊敏だが、その巨体ゆえ、向けられた攻撃を回避することは極めて困難だ。
GM:クリンナップを挟んで2ラウンド目。再びセットアップから!
登坂未帆:メジャーアクションで上げ忘れた侵蝕率を上げます!
登坂未帆:エフェクト使用。登坂未帆の侵蝕率が+7上昇 (侵蝕率:99->106)
登坂未帆:以上!
GM:アイアイ!
久野 肇:セットアップあります!
羽佐間カオルコ:こちらも!
羽佐間カオルコ:侵蝕現在地115です
久野 肇:《狂想の旋律》Lv6。
久野 肇:対象:範囲(選択)。対象はこのラウンド中の攻撃力+18と引き換えにBS:暴走。任意で拒否可能。
クソデカフェンリル:こちらは今回もセットアップ無し。
久野 肇:対象は同エンゲージ内の全PC。
久野 肇:侵蝕+5して123まで。
羽佐間カオルコ:貰います!
甘崎藍:いただきます!
登坂未帆:効果受けます。暴走。こちらはセットアップエフェクトなし。
久野 肇:自分は勿論もらう!
甘崎藍:セットアップ!
甘崎藍:ターゲットロック!攻撃+9!
甘崎藍:以上!
GM:ターゲットロック分の侵蝕を上げな!
甘崎藍:100から+3して103!
甘崎藍:シーン継続中なのでターゲットロック再発しません!現在侵蝕101!
甘崎藍:今度こそ本当に以上...!
GM:了解!
GM:ではイニシアチブ!
久野 肇:はい。
久野 肇:満を持して割り込みたいと思います。
GM:今回も最速は行動値18のクソデカフェンリルですが……
GM:何ィ
久野 肇:《スピードフォース》Lv2。
久野 肇:イニシアチブにメインプロセスを行う。
羽佐間カオルコ:ニンジャナンデ!
GM:そんなエフェクトが……!?
久野 肇:クソデカフェンリルがイニシアチブ行動エフェクトを使わないなら、メインプロセス頂きますが。
GM:ありません。手番どうぞ!
久野 肇:侵蝕+4して127まで。
久野 肇:マイナー。暴走解除。
久野 肇:メジャー。
久野 肇:▼赤影一閃=「レイジングブレイド」+《吠え猛る爪》Lv2+《疾風迅雷》Lv4。
久野 肇:対象:単体、装甲無視ドッジ不可の攻撃。対象はクソデカフェンリル。
久野 肇:(3+3)DX-2 命中
DoubleCross : (6R10-2[10]) → 10[4,6,6,6,8,10]+2[2]-2 → 10

クソデカフェンリル:例によってガードしてイージスの盾!
久野 肇:(1+2)D10+18+13 ダメージ
DoubleCross : (3D10+18+13) → 17[5,10,2]+18+13 → 48

久野 肇:ガード有効、装甲無視!!
クソデカフェンリル:48-3d10-1
DoubleCross : (48-3D10-1) → 48-15[6,7,2]-1 → 32

クソデカフェンリル:ヌヌーッ……だいぶきつくなってきました
久野 肇:侵蝕+6して133まで。
GM:演出カモン!
久野 肇:「ご先祖様に教えてもらったことを思い出すでありますよ、"セキエイ"!!」一発の手裏剣で倒せない相手には!! もう一発投げる!!
久野 肇:「とぉぉぉりゃあああああ!!!」大手裏剣投擲!! ハヌマーンシンドロームの振動操作能力を加え、大回転する四枚の刃がクソデカフェンリルの体を駆けあがり、傷痕を抉る!!
クソデカフェンリル:苦悶の声。溢れ出た鮮血が大地に浴びせられ、赤黒い色に染め上げる。
本堂さくら:『……負傷以上に、レネゲイドの漏出が大きいようです』
本堂さくら:『効いています。おそらくもう少し……!』
羽佐間カオルコ:「ならば」
羽佐間カオルコ:「ボクもとっておきの”切り札”……切ってもいいかな?」
本堂さくら:『はい、ですが……!』
GM:改めて行動値18、クソデカフェンリルの手番。
クソデカフェンリル:マイナー無し。メジャーで《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《鬼の一撃》《獣の殺意》《増腕》。
クソデカフェンリル:先ほどと同様の組み合わせ。PC全員に白兵攻撃!
クソデカフェンリル:20dx7
DoubleCross : (20R10[7]) → 10[1,1,1,2,3,4,4,4,4,4,5,5,6,6,7,8,9,9,9,10]+10[1,3,3,7,10,10]+10[4,6,7]+10[8]+10[7]+10[9]+3[3] → 63

クソデカフェンリル:ドッジダイスは-5個でガード時はダメージ+10だ!
久野 肇:暴走してないからドッジ……するけどダイスが2個しか振れない!
久野 肇:2dx>=63
DoubleCross : (2R10[10]>=63) → 7[1,7] → 7 → 失敗

久野 肇:無理! ダメージください!
登坂未帆:暴走してるのでリア不!
甘崎藍:リア不!
羽佐間カオルコ:リア不!
クソデカフェンリル:7d10+39+3d10
DoubleCross : (7D10+39+3D10) → 41[6,7,1,5,7,7,8]+39+16[9,2,5] → 96

クソデカフェンリル:装甲有効。
登坂未帆:登坂未帆は戦闘不能。HPを0に再設定。 (HP:5->0)
羽佐間カオルコ:軽減するが死!
甘崎藍:死!
久野 肇:戦闘不能! からの、羽佐間さんのロイスをタイタス化して昇華、復活に! HP13で蘇生!
甘崎藍:羽佐間さんのロイスをタイタス化して昇華!HPは...
甘崎藍:13!
羽佐間カオルコ:登坂未帆さんへのロイスをタイタスにして昇華!HP11!
登坂未帆:久野さんのロイスをタイタスし、昇華!復活!
登坂未帆:登坂未帆のHPが+18回復 (HP:0->18)
クソデカフェンリル:「グルルアアアアアアッ!!!!」
クソデカフェンリル:手負いの獣の凶暴さを露わにする。攻勢は先よりもなお激しく、四肢が乱打される破城槌めいて地上を打ち砕く。
久野 肇:「いい加減ニンジャ根性も品切れ近いでありますよ、本当に……!」酷使と攻撃でぼろぼろの肉体をなんとか保っている。
登坂未帆:衝撃と余波で飛ばされてきたガレキによりダメージを受ける。だが……
登坂未帆:「まだ、肩貸してもらった礼もしてねぇっちゃ……!」久野を横目に見ながら立ち上がる。
甘崎藍:「...は?」攻撃に目を奪われていた。反撃が来ると思わず身構えることなく潰れる。死んだかのように見えたが
甘崎藍:歯を食いしばる。起き上がり、獣のように吠える。「まだまだッ...!!」
羽佐間カオルコ:「こんなにデカいとしぶとさもすごいな…次で終わらせないと…」血を吐きながらも立ち上がる
GM:イニシアチブ。行動値10、羽佐間さん!
羽佐間カオルコ:行きます!
羽佐間カオルコ:マイナー!ストライクチップ起動!
羽佐間カオルコ:メジャー!コンボ:神狼を屠れ、《ヴィーザル》コンセントレイト:ウロボロス+原初の赤:風鳴りの爪+原初の黒:フェイタルヒット
羽佐間カオルコ:9dx+4@7
DoubleCross : (9R10+4[7]) → 10[2,2,2,4,4,6,7,8,10]+10[1,2,8]+2[2]+4 → 26

クソデカフェンリル:ガード。《イージスの盾》!
羽佐間カオルコ:よし!ダメージ判定!
羽佐間カオルコ:3d10+7+18+2d10+4d10
DoubleCross : (3D10+7+18+2D10+4D10) → 20[10,9,1]+7+18+18[8,10]+15[5,2,6,2] → 78

羽佐間カオルコ:風鳴りの爪効果でダイス振り直し!1と2と2
羽佐間カオルコ:73+3d10
DoubleCross : (73+3D10) → 73+18[8,1,9] → 91

クソデカフェンリル:91-3d10-1
DoubleCross : (91-3D10-1) → 91-20[5,5,10]-1 → 70

GM:これは……
クソデカフェンリル:戦闘不能です。復活もオミットされて持っていない。
GM:戦闘終了。演出をどうぞ!
羽佐間カオルコ:「お前が神話のフェンリル”そのもの”じゃないことは分かってる」
羽佐間カオルコ:「だがそう呼ばれる存在になら・・・”コレ”はよく効くはずだ・・・!」
羽佐間カオルコ:キ ィ ン
羽佐間カオルコ:コインが投げられ、地面に影を落とし──
羽佐間カオルコ:カオルコの影へと落ちていく
羽佐間カオルコ:”切り札”……それは影を重ねることで自分自身の肉体を変成させること───
羽佐間カオルコ:その影は人の形を保ったままに巨大になり……
”ヴィーザル”:神話に語られる巨神の姿になる!
”ヴィーザル”:『”ヴィーザル”・・・・・・フェンリルを殺すなら、これ以外にないだろう!』
”ヴィーザル”:手にした槍を構え突き刺す
”ヴィーザル”:その狙いは心臓……炎も雷も纏わない
”ヴィーザル”:大気を震撼させるほどの速度、そして重量、それのみで神狼を突き穿つ!
”ヴィーザル”:『UGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
クソデカフェンリル:「────!!!」
クソデカフェンリル:叫びを上げかけた姿勢のまま、硬直する。
クソデカフェンリル:……その体表が、ゆっくりと灰色の粒子に置換されていく。尾の先から、頭頂から、風に流されて消えていく。
クソデカフェンリル:胴が。四肢が。爪の先まで。
クソデカフェンリル:最後に、ざあ、と吹いた風が全てをさらい、巨大な獣は消え去った。

GM:---

GM:バックトラックです。
GM:まずは羽佐間さんの最後の侵蝕上昇から!
羽佐間カオルコ:浸食+11で126!
GM:はい!ありがとうございます!
GM:そして現在、皆様の侵蝕率は100を超えた状態ですが
GM:この状態でセッションを終えると、PCはジャーム化しロストしてしまいます。
GM:それを避けるためには、このバックトラックで
GM:タイタス化せずに残っているロイスの数×1d10を振り、その出目の合計を現在の侵蝕率から引いて
GM:最終的に侵蝕率を99以下にしないといけません。
羽佐間カオルコ:ボクたちにとっての日常…人との縁が
羽佐間カオルコ:怪物になりかけた心を引き留めてくれるのさ
GM:ロイスがあまり残っていない、もしくは侵蝕率が高まりすぎている……そのような要因で帰還が危ぶまれる場合は
GM:ダイスの数を[タイタス化せずに残っているロイスの数×2]とし、帰還確率を上げることもできます。いわゆる2倍振りですね。
久野 肇:今回は自分とか2倍振りする予定でありますな。
GM:また、そのようにして振った結果、侵蝕率がうっかり100以上残ってしまった場合でも
羽佐間カオルコ:ボクの残りロイスは5個!ちょっぴり不安だから2倍振りするよ!
GM:もう一度だけ、タイタス化せずに残っているロイスの数×1d10を振って侵蝕率から引くことができます。追加振りと呼ばれるやつです。
GM:2倍振りや追加振りをすると、後の経験点の計算がちょっと変わります。加えて追加振りのダイス数は2倍にできないので注意!
GM:こんなところかな……?
久野 肇:そんな感じかと!!
羽佐間カオルコ:まずは実践!
GM:では実際にやってみましょう
羽佐間カオルコ:126-10d10
DoubleCross : (126-10D10) → 126-48[2,2,2,7,7,2,6,6,10,4] → 78

GM:あ、ちなみにEロイスは今回はなし!
久野 肇:はーい!
羽佐間カオルコ:2倍じゃないと危なかった・・・
久野 肇:侵蝕133、残ロイス4本。2倍振りから。
久野 肇:133-8d10
DoubleCross : (133-8D10) → 133-51[10,7,6,7,3,4,7,7] → 82

久野 肇:無事帰還。経験点は2倍振りなので3点。
登坂未帆:106-5d10 バックトラック
DoubleCross : (106-5D10) → 106-26[7,3,5,4,7] → 80

登坂未帆:帰還!
甘崎藍:101-6d10
DoubleCross : (101-6D10) → 101-34[3,5,5,9,8,4] → 67

甘崎藍:帰還!
GM:おかえり!
羽佐間カオルコ:ただいま~!
GM:では経験点計算!
GM:これはえーっと、ルルブ1のP211に記述がありますが
GM:界隈だとだいたい15点+「最終侵蝕率による経験点」で算出されますね
羽佐間カオルコ:キャンペーンでもない限り使うことは無いけど
羽佐間カオルコ:「頑張ったポイント」見たいな感じで可視化されると・・・嬉しい!
GM:基本的にはギリギリの侵蝕率で帰還すると貰える経験点も多くなるんですが、まああまり狙ってやるものでは……ない!
甘崎藍:ジャーム化したら経験も何もないのだ!
久野 肇:その通りだぜ!!
GM:それと先ほど言及した2倍振りや追加振りをすると、最終侵蝕率に関わらず固定の数字になります
GM:というわけで、皆さまの獲得経験点はいかほどでしょうか!
久野 肇:18点!
羽佐間カオルコ:20点!
登坂未帆:20点です
甘崎藍:19点?
GM:あってます!
甘崎藍:ありがとうございます。
GM:今回の任務は無事成功!

ED

GM:N市内 某喫茶店
GM:君たちが“宇宙意思”およびジャームを討伐したことにより、事態は無事解決を見た。
GM:“宇宙意思”は捕縛。巨大化した犬たちはみな元の大きさに戻り、各々の家庭に戻ったという。
GM:幸いと言うべきか、薬物自体の効果はほとんどが一過性であり、アニマルオーヴァードとして覚醒した犬は僅かだという。
GM:君たちはその連絡の共有と、ささやかな祝勝会を兼ねて、UGNがカバーとして保有する喫茶店へと集まっているのだが。
GM:支部ではなく、わざわざこのような場所を貸し切りにして行っている理由は──
チワワ:「キューン」
サモエド:「わふ」
シェパード:「ウォン」
GM:……元のサイズに戻ってもなお羽佐間カオルコから離れない数匹の犬たちにある。
羽佐間カオルコ:「わわっ、じゃれるなじゃれるな!」
久野 肇:「新世界の鍵とか大仰なこと言ってたでありますが、やっぱりフツーにワンちゃんに好かれる体質なだけだったのでは」
甘崎藍:「懐かれてしまいましたね。」コーヒーを飲みながら。
登坂未帆:「ま、お似合いだべ」
羽佐間カオルコ:嫌がるフリをしていても、上がる口角を止められない
甘崎藍:(いい人だな)
登坂未帆:(本性丸出しだっちゃ)
ゴールデンレトリーバー:「…………」仰向けに腹を見せてじっと羽佐間さんを見つめている。
本堂さくら:「……ほとんどの犬たちは飼い主の元に戻ったんですが」
本堂さくら:「元から迷い犬だったのか何なのか、引き取り手のない犬もいて……」そう言って羽佐間さんに群がる犬たちを見る。
甘崎藍:「一度オーヴァードとして目覚めてしまった以上、保健所へということは出来ませんからね...」
羽佐間カオルコ:「このボクを前にそんな無防備な姿勢とは……いいだろう、こうしてやる!」ゴールデンレトリーバーのお腹をワシャワシャする
ゴールデンレトリーバー:身をよじって撫でられている。気持ち良さそうだ。
都城サエコ:「ううむ。捨て犬だとしたら嘆かわしいことですが」傍らで伏せている柴犬を撫でながら。
登坂未帆:「こいつら、アニマルなオーヴァードってことかや?」羽佐間に群がる犬に指をさす。
甘崎藍:(ほほえましいなあ)
久野 肇:「どーするでありますかねぇ、実際。支部でいっそのこと忍犬目指して訓練してみるでありますか?」
甘崎藍:うちで引き取れればよいのですが...何分狭いもので。
本堂さくら:「いえ。検査の結果、巨大化した犬たちの異常性はほとんどの場合で消えています」
本堂さくら:「例外は、そちらの……ミカヅキ丸? と」
本堂さくら:「あとは、今まさに。オーヴァードではなくなっても、羽佐間さんに誘引され続ける犬たちが未だに何匹かいる、というくらいで」
甘崎藍:「本当の意味で懐かれているとは。」
羽佐間カオルコ:「もう、順番になでなでしてやるから待っててね~♡」報告を聞きつつ犬の相手をしている
本堂さくら:「おそらく、通常の保護犬同様に里親を探すことになるとのことでしたが」
久野 肇:「その頃には羽佐間殿の方が情が移りまくって大変な事になってそうでありますなぁ」
甘崎藍:「そうですね...。かわいいのは分かります」
都城サエコ:「いっそみんな引き取ってしまえばいいのでは?」
羽佐間カオルコ:「こらこら”渾沌”~~、そんなに舐めるなよ~~♡」既に名前を付け始めている
甘崎藍:(混沌?)
久野 肇:「羽佐間殿の度量にお任せでありますかな」
甘崎藍:「はい。私はなにもできないので...」
登坂未帆:「でも大変でねぇかや?独り身で」
羽佐間カオルコ:「…………ま、こんなに懐かれちゃったら仕方ないかな……ボクは別に犬ッコロに情なんて湧いてないけど、仕方ないな~」
甘崎藍:「よかったです。この子たちもいい生活が出来そうですね。」
羽佐間カオルコ:独り身だからこそ……必要かもしれない。過酷な任務に対する…『癒し』が
羽佐間カオルコ:「犬なら昔飼ってたし……大丈夫だよ、このくらい。ところでさくらクン」
本堂さくら:「はい?」
羽佐間カオルコ:「”宇宙意志”は”鍵”がどうとか言ってた……”全ての犬を統率する存在”……あれは結局何だったんだい?」
甘崎藍:(思わず目を伏せる。笑いをこらえる。)
本堂さくら:目を瞬かせる。呆気にとられた様子。
久野 肇:「なんだったも、こうだったも……やっぱりマジで言ってたでありますなぁ……」おーよしよし、とミカヅキ丸を撫でながら。
羽佐間カオルコ:「あの巨大な犬が大量発生中の街にそんな人間が居たら目立ちそうなものだが……」
ミカヅキ丸:「くぁぁ……」撫でられて呑気に欠伸をする。
甘崎藍:「これは、言ってしまっていいんですか?っふふ...」
本堂さくら:「……あなたのことです」
羽佐間カオルコ:「・・・・・・・・・・・・・えっ」
本堂さくら:「巨大化した犬たちがなぜか引き寄せられる人間……」
本堂さくら:「まさしくそれだったと思うんですが」
甘崎藍:「っふふ...!!」
羽佐間カオルコ:「と、灯台下暗しオブ ザ イヤー・・・・・・・・・」
甘崎藍:「ほ、ほんとうに気付かれてなかったんですね...」軽くツボに入っている。笑い方は上品だ。
羽佐間カオルコ:「昔からワンちゃ……犬には好かれる体質だと思ってたけどそこまでの存在だったかボク……」
登坂未帆:「鍵とかなんとか言ってたけども、動物になつかれるタイプを大げさに言ってただけだったみてぇっちゃね」
甘崎藍:「なつかれる、というのがまさかここまで作用するとは。思ってみればそうなんですよね。」
羽佐間カオルコ:「齢28にして新たなる自分の可能性を見出してしまうとはね……」
甘崎藍:「動物はいいものですよ。かわいらしくて癒されますから。」
羽佐間カオルコ:「ところで”宇宙意志”ってあの後どうなったんだっけ?ボクはフェンリルを討伐したあとしばらく気を失ってて……」
甘崎藍:「確か弾き飛ばされて...そのあとを把握していませんでしたね。」
本堂さくら:「木に突き刺さっているところを回収されました。今はオーヴァード用の収容施設に」
甘崎藍:「木に」
久野 肇:「兄弟仲良く檻の中、めでたしめでたしでありますな」
本堂さくら:「……個人的な感想を言えば」
甘崎藍:「はい。」
本堂さくら:「この街はどうなっているんだと思っています」
甘崎藍:「それもそうですね。」
甘崎藍:「災害級も、道端の小さな事故も。生き死にも、だれかを助けられることも。変わることも。」
甘崎藍:「この市では、何でも起こるようですから。」
羽佐間カオルコ:「さくらクンは新人だもんね……」
羽佐間カオルコ:「でも大丈夫、そのうち慣れてしまうさ」
羽佐間カオルコ:「それに……この街にはボクたちがいる」
羽佐間カオルコ:「世界の守護者……UGNが」
本堂さくら:「……」ふ、と相好を崩す。
本堂さくら:「そうですね。あなたたちの頼もしさはよく分かっています」
本堂さくら:「元は私も助けられた身ですから」
甘崎藍:「そうだったのですか」
都城サエコ:「あの時もあの時で大変でしたねえ」訳知り顔で頷いている。
羽佐間カオルコ:「……そう思ってくれたなら良かった。これからもボクらを支え続けてくれ……よろしくお願いするよ」犬を抱きしめながらも真剣なまなざしで
本堂さくら:「ええ。こちらこそよろしくお願いします」静かに頭を下げる。
甘崎藍:「よろしくお願いします。」背筋を伸ばして、きりりとした表情で。
久野 肇:「ふふ、街を護るがニンジャの務めでありますからな。自分もいつでも力になるでありますよ」
登坂未帆:「おめぇはつえぇっちゃ、本堂。最初から自分の役目果たそうとしてんだからな」
甘崎藍:「はい。とても頼りになりましたよ。こちらこそ、お礼を。」
都城サエコ:「あっそうそう。お礼と言えば」
羽佐間カオルコ:「ん?」
甘崎藍:「はい」
都城サエコ:「私からも言わなければならないところでした。久野さんはじめ皆さんに」
都城サエコ:「うちのミカヅキ丸を助けてくれてありがとうございます。一時はどうなることかと」
都城サエコ:寝そべる柴犬を抱き上げてぺこりと礼をする。
甘崎藍:「あぁ。それは。無事保護できてよかったです。」
久野 肇:「ふふ、お礼はいいでありまよ、サエちゃん先輩。ニンジャの義であります」むんっ、と薄い胸を張って。
登坂未帆:「別に、仕事だからやっただけだっちゃ……」少しほころんだ顔を見えないようそらす。
羽佐間カオルコ:「ふふ、素直じゃないなぁ……」自分を棚に上げて登坂を見る
都城サエコ:「それでですね……追加のご相談と言いますか」
甘崎藍:「なんでしょうか」
都城サエコ:「あれ以来この子、テンションが上がるととんでもないスピードで走り出すようになってしまったんですが」
都城サエコ:「これって一体どうしたら……」
羽佐間カオルコ:「”覚醒”……しちゃったかぁ……」
甘崎藍:「それは...なんとも...」
久野 肇:「……UGNでトレーニング、でありますかなぁ……」
登坂未帆:「んだな……」
都城サエコ:「やっぱり……?」
都城サエコ:「うう、ミカヅキ丸。私よりも強いオーヴァードになってしまうだなんて」
甘崎藍:「犬をトレーニング、というと前例があまりありませんね...」
甘崎藍:「専門のトレーナーなどがいれば、話は早いですが。」
都城サエコ:「あ、でもこの子を護衛に連れていればちょっと危ないところにも取材に行けるでしょうか……」
久野 肇:「サエちゃん先輩は相変わらずでありますなぁ、無茶はダメでありますよ……?」
羽佐間カオルコ:「それは危ないと思うよ!?」
甘崎藍:「そうですよ。護衛であればいつでもやりますから。」
登坂未帆:(喋れねぇのかな。ミカヅキ丸)変な興味の目線。
ミカヅキ丸:「フ……フ……」不意に顔をむずむずとさせる。
都城サエコ:「あっまずい!」
都城サエコ:飼い主が慌ててその顔を他所に向けさせた直後。
ミカヅキ丸:「ぅばくしゅっ!」くしゃみ!
ミカヅキ丸:放たれた空気の弾丸が無人のテーブルを直撃し、がごん、と音を立てて1mほど吹き飛ばす。
甘崎藍:「これは...」
本堂さくら:「……」首を振る。
久野 肇:「……早急にトレーナー、探した方がいいでありますな」
都城サエコ:「あわわわ……」
甘崎藍:「つてを探してみます。どうにかなればいいのですか」
登坂未帆:「ま、この街は広いっちゃ。一人くらいは見つかるかもしんねぇべ」
都城サエコ:「……お願いしまーす……」
羽佐間カオルコ:「これは骨が折れそうだね……」怖がる犬たちをなだめながら
羽佐間カオルコ:(ワンちゃんたちが元に戻ってよかった……いや、元に戻ってない部分もある)
羽佐間カオルコ:(ミカヅキ丸はオーヴァードになっちゃたし、この子たちだって本当の飼い主とははぐれてしまったんだ…)
羽佐間カオルコ:腕の中の犬をギュっと抱きしめて
羽佐間カオルコ:(でも……それもまた『日常』になっていく。かけがえのない、大事な日常に……)
羽佐間カオルコ:(守らなくちゃね。……28歳、まだまだここからが働き盛りだ!)

GM:---

甘崎藍:夕暮れ。優しい空気が街を包む。
甘崎藍:何かあっても、何事もなく人は生活を営む。
甘崎藍:それはこの親子も同じようで。
甘崎藍:「大抵のものは買えたかな。」
室鶴彗:「うん。今日の夕飯はどうすんの?」
甘崎藍:「あまりものでカレーとかどう?」
室鶴彗:「いいね。手伝うよ。」
甘崎藍:「ありがと。任務で無茶とかしてないよね?」
室鶴彗:「だ、大丈夫だよ、訓練は積んでるし...」
甘崎藍:「そう..?」
甘崎藍:平穏に坂を下っていくと。
登坂未帆:坂を上る一人の少女。
登坂未帆:黒いセーラー服……ではなく、紺のブレザーにチェック柄のスカート。星辰館高校の制服だ。
登坂未帆:「む」
登坂未帆:甘崎に気付く。
甘崎藍:「あ、ごふさたしてます」
登坂未帆:「おう……?」
登坂未帆:短く挨拶に応じると、ちらりと甘崎藍のとなりの男性をうかがう。
甘崎藍:「あぁ、息子です」
室鶴彗:「こんにちは、彗(けい)です」
登坂未帆:「……息子!!?」
登坂未帆:最近で一番驚いた声を出す。息子がいるような見た目には見えなかった。しかも、こんなにデカい。
甘崎藍:「あぁ、伝えていませんでしたっけ。」
甘崎藍:「年の割には身長が大きいんですよ。それとUGNエージェントです。」
室鶴彗:「な、何か照れるな...母さんの仕事仲間?」
甘崎藍:「そう。つい最近の案件で。」
登坂未帆:……元から、“あの人”から感じる空気と似たようなものを感じていたが、まさか、子供がいるというところまで同じとは……
甘崎藍:「どうかされましたか?」
登坂未帆:「登坂未帆……まあ、よろしく」
登坂未帆:一応名乗っておく。
室鶴彗:「よろしくお願いします。」右手を差し出す。握手のようだ。
登坂未帆:「お、おう……」流れに巻き込まれたまま握手に応じる。混乱ぎみだ。
甘崎藍:「そこまで意外でしたか?」少し笑って。
登坂未帆:「……うん」素直にいつもとは違う返事をする。
甘崎藍:「...もしよかったら、夕飯一緒にどうです?」
甘崎藍:何か、寂しそうな影をみて。
登坂未帆:「……」伏し目がちに思案する。
登坂未帆:自分が母親と一緒に食事をした記憶など、本当に小さいときのおぼろげな記憶しかない。
登坂未帆:でもこの親子は、この様子だといつも一緒の食卓を囲んでいるのだろう。
登坂未帆:家族の時間は、大事だ。
登坂未帆:そこに自分が邪魔をする余地は、ない。
登坂未帆:「……いや。いい。行かね」
甘崎藍:「...そうですか。」少し目を伏せて。また私は言葉を間違ってしまったな、なんて考えながら。
室鶴彗:「あ、あの」
室鶴彗:「...もしでいいんです。その...バイクとか乗ってたら、一緒にどっかいきませんか」
室鶴彗:「さっき握手したときに、バイク乗ってるのかなーって、はは、気持ち悪いですね」
登坂未帆:「おめぇ……」少し彗を睨みつける。
室鶴彗:「!」
登坂未帆:「あんまし、荒っぽい運転すんじゃねぇぞ」
登坂未帆:ぴしゃりと注意の言葉を投げかける。
室鶴彗:「...はい!」その柔らかい笑みは。彼の亡き父に、彼女の亡き旦那にそっくりで。
登坂未帆:「……それじゃ、もう行くっちゃ」
登坂未帆:そう言うと、また坂道を上っていこうとする。
甘崎藍:「また任務で。その時は」
甘崎藍:「何か飛んでくる前に、ひと声お掛けしますよ。」
登坂未帆:背後からかけられる言葉には、もう振り返らない。
登坂未帆:坂道を上り切り、夕日にその身を照らされる。
登坂未帆:自分にできること……今回の事件ではそんなことを考えさせられた。
登坂未帆:何もかもを失くした自分にできること。否。自分がやりたいことは、日常を、家族を、誰の手からも失くさないようにしたい。
登坂未帆:甘崎藍へのロイス感情を「好奇心/◯厭気」から「◯庇護/厭気」に変更します。
登坂未帆:ふと、立ち止まり、首元にそっと触れる。
登坂未帆:“あの人”が何を考えてるかは知らねぇ。んだけど、この力はアタシがやりたいことのために使うっちゃ!
登坂未帆:決意を秘めた少女が、夕映えの帰路につく。
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